目黒蓮と私の幸せな結婚2ー本当の幸せな結婚のはじまり

20.急な出張の場所はまさかの！？ ページ20

目黒蓮が少し早く帰れそうと言うから緊張して待っていたけれど

あまりに疲れているから早く寝るように言うと

「マジでごめん」

雑誌の表紙撮影とかも分刻みで…もう何撮影してるかわからないぐらい…と言いながらお風呂場に消えていく。


ドキドキしている場合じゃない。
目黒蓮は全力で仕事をしているんだ。

会いたい、とか自分の感情じゃなくて応援しよう！

お風呂上がりの目黒蓮はもう眠たそうで

「一緒に寝よ」

と手を伸ばされたけど

「少しでもゆっくり眠れる時間ある時に寝て！仕事落ち着いたら二人でゆっくりしたらいいし」

と背中を押せば、また申し訳なさそうに謝って

モコも目黒蓮が疲れているのをわかっているのかそっと寄り添うぐらいにしてるから私もモコ先輩の真似をしてそっと寄り添うだけにした！


すぐ寝てしまった目黒蓮の寝顔を見られるだけでも


幸せだからしょうがない。








「今週末は新潟だから、また何かお土産買えたら買ってくるから」
「無理はしなくていいから」

いってらっしゃい！とハグとキスをして

名残惜しく思いながらも仕事に向かえば

「週末の新潟出張、同行してくれないかな？女性が同行した方がスムーズに話進みそうなんだよね」

と上司に言われて

えっ、新潟！？週末！？と一瞬、脳裏に目黒蓮が浮かぶ。


コンサートのチケットを持っているわけじゃないし、忙しい目黒蓮と会えるわけがないのに行きたいと思ってしまう。

でもお家にはモコ先輩がいる！！

仕事とはいえ、ファンじゃないのにツアー先にまで行くとかウザい？！なんて考えて目黒蓮に一応こんな話があってさぁ、と夜に電話で笑い話として報告をすれば

「えっえっ、ガチ！？モコは親に土日見てもらえばいいから、Aが新潟来るならめっちゃ嬉しい！！！てか、出張って上司って男だよね？二人きり？」

「そこ気になる？気にならなくない？」

「めっちゃ気になる。同じホテルで二人とか、Aが酔っちゃったらどうしようとか」

「飲まないし、同じホテルでも違う部屋だし」

「もしさぁ、出張決まったら俺絶対会えるようにするし！二人でどこか外で会うとか今まで無かったし、うーわ、やっば、テンションあがってきた。うっしゃぁ！がんばれるわ」

「外ではどっちにしろ会えないから！！私目黒蓮の邪魔はしたくないから！ただ同じ土地にいるってだけで満足です」

「…そんな可愛い事言われると今すぐ会って抱きしめたくなる…」


電話越しでもわかる甘い空気！！

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