目黒蓮と私の幸せな結婚

5. 恐るべし目黒蓮！！！！ ページ5

「いや…じゃない…ですけど」



目黒蓮の顔を見上げて嫌ですと言える女はいるんですか！？



いません！！！



私も意思弱っ！！！嫌じゃないなんて言ってしまった！！！



「ならちょっと話しよっか」

俺、もっとAさんと話したい。と言われて私は目黒蓮についてリビングへ。


「コーヒーでいい？あ、お腹すいてる？俺作ったのでよければ食べる？」



目黒蓮の手料理を！？



「…一口、いただけるのなら」



ほんっとに私、意思弱！！！！



「あははっ、一口じゃなくて食べてよ。だってAさんは俺の奥さんだからこれから二人で生活するんだし遠慮しないで」

「えっ！！目黒さん、結婚本当に進める気なんですか？！」

「Aさんだって目黒さんでしょ？」

「意味わかんないです！！もうパニック！！」

頭を抱えたら

「しょっぴーみたい」

ケラケラ楽しそうに笑うから

「いやいや、笑ってる場合じゃないですよね？目黒さんだって私と結婚って、私がもしファンだったりストーカーだったり性格に難があったりいろいろやばいかもしれないじゃないですか！！ファンに目黒さんの私物を転売したりするとか、写真撮って文春とか！！どうするんですか！」

怖いですよね！？他人と結婚！と言えば


うーん、と悩んで


「そんな事しないっしょ」


だって、そんな事しないってAさんの顔に書いてある。と優しい笑顔。


「書いてませんし信じすぎでしょ！！」

私が怒れば、また笑う。

「とりあえず、座って？」

リビングの椅子を引いて、私に座ってと言って



料理を運んできてくれて、コーヒーを食後にね、と笑って


目の前に座った。


顔面がいいな！！！おい！！




「で、なんだっけ？」


呑気だし！！！天然ですか！？



「目黒さんは初対面で結婚なんて…嫌じゃないんですか？」

「言ったけど俺は受け入れてたし、どんな人でも幸せにしようって。愛そうって決めてたから」

「どんな人って…！こんな人ですよ！？私ですよ！？すでにうるさいですよね？」



「ぜんぜん、俺、逆に結構無口だからこうやって話してくれてめっちゃ嬉しいし楽しいよ」



心広すぎるでしょ！！！



「とりあえず俺を信じてみてくれない？」



ちゃんとAさんを大切にするから。



目黒蓮の真っ直ぐな目に抗えない！！！！



恐るべし目黒蓮！！！！

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