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緑
緑「崇裕〜。」
紫「んー？」
緑「...何もない。」
紫「なんやねん。(笑)」
くっそ、三回目も敗北や。
なんか知らん。俺も知らん、ただ、
熱出して素直になってた俺が恋しい。
崇裕に甘えたい。っていう、気分が、
何故か漂うここ最近...。
でもほら、俺はこんなんやろ？
無理やねん。甘えるとか、ね。
悔しさと情けなさを巻き込んで
ベッドに倒れ込む。
崇裕の匂いすんねん、ベッド。
あ、分かった。
テスト前やから、崇裕忙しくて
夜がお預けになっちゃってるんや。
だから崇裕不足になってるんや。
あー、そうか。そうかちゃうわ！
なんやそれ！はず！変態！
いや、しゃーないしゃーない。俺まだ21や。
俺かて男の子なんやもん。
まぁ、やってること女の子側やけど...。
緑「ん〜...崇裕〜...。」
抱かれてぇ...。
紫「なーに。」
緑「ふぇ？」
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作者名：ほんちゃ
| 作成日時：2020年3月24日 9時
