《忍たま乱太郎》忍術学園一の癒しオーラ満載の天使くん (ページ8)

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〈リングさん。私の荷車はカワタレドキ城の領地に置いてまいりました〉

リング｢〈らしいね〉。！！〈叶夢くん！！止まってくれないかな！!！〉｣

『！！！？(ｻﾞｯ!!!!)』

(私の荷車の周りに忍者が！！！)

タソガレドキ忍軍/ドクササコの凄腕忍者｢！！(ﾄﾞｷｯ…)｣

タソガレドキ/凄腕忍者(この子……)

叶夢くんの大量の荷物を積んでいる荷車の周りには、タソガレドキ城・タソガレドキ忍軍とドクササコ城・ドクササコの凄腕忍者の集団だ。

タソガレドキと凄腕忍者は、自分の荷車の元へ走って来た叶夢くんに目を向けた。

リング〈叶夢くん……。奴等は危険だよ……〉

〈え……？あちらの方々はどちらの忍者なのですか？〉

リング〈タソガレドキ城・タソガレドキ忍軍とドクササコ城・ドクササコだよ。特にドクササコの凄腕忍者と組頭である雑渡昆奈門は凄腕実力者だよ……〉

〈タソガレドキ忍者とドクササコ忍者………。タソガレドキとドクササコは確か食用不可な毒キノコのご尊名が付いていらっしゃいます城が良くない城で忍術学園とも敵対関係ですよね？〉

リング〈お兄さん達の敵でもあるよ……〉

『！？』

〈何故私の荷車の周りに……っ〉

雑渡昆奈門/凄腕忍者｢ねぇ、君は白雪叶夢くんだよね？｣

『！！？(ﾄﾞｷｯ…)』

(何故私のお名前を……)

リング｢シャーー！！！｣

『！リングさん！！』

リングさんはタソガレドキと凄腕忍者に向かい威嚇し牙を向けている。

『よしよし、リングさん……(ｷｭｯ…・ﾅﾃﾞ…)』

リング｢キュウ……(ﾄｸﾝ…)〈叶夢くん……その……〉｣

『ええ、リングさん。少しの間、懐に入っていらっしゃいますか？』

リング｢(ｺｸ…)〈お邪魔します〉(ｽﾙ…)｣

リングさんは優しく自分を抱きしめ撫でてくれる叶夢くんの懐に入った。

タソガレドキ/凄腕忍者(叶夢くんに怯えられている……。他の者に怯えられるのは平気だが、叶夢くんに怯えられるのは辛いな……)

タソガレドキ/凄腕忍者｢(ｻﾞｯ…)｣

『！！(ﾋﾞｸｯ…)』

(こちらにお越しになります……！！！いかがなさいましょう……。喉が渇くように暑くて……身体が……)

雑渡｢大丈夫だよ、叶夢くん……(ｽﾄﾝ…・ｷｭｯ…)｣

凄腕忍者｢大丈夫だよ、叶夢くん……(ｽﾄﾝ…・ｽﾙ…)｣

『……！！(ﾄﾞｷｯ…)』