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タソガレドキ/凄腕忍者「……それはね、叶夢くん。叶夢くんにわたしの事を好きになってもらいたい為かな(優笑顔)」
タソガレドキ/凄腕忍者(叶夢くんを目にしたあの日からわたしは叶夢くんに惹かれている……)
『え……?(ドキッ…)』
凄腕忍者「確かにわたし達は叶夢くんのお兄さん達の敵たけどね、叶夢くんは違うよ」
雑渡「わたし達は叶夢くんの味方だよ。誰が何と言おうとそれだけは覆すつもりはないよ」
『……っ(トクン…)』
(心が……暖かく……くすぐったい……です……)
タソガレドキ/凄腕忍者「それじゃあね、叶夢くん。またゆっくりお話ししようね(ザン!!!)」
『!!』
(一瞬でお姿が消失しました)
タソガレドキと凄腕忍者は、叶夢くんに別れを告げ一瞬で姿を消した。
リング「キュー?(スル…)〈叶夢くん、大丈夫かな?〉(ペロッ…)」
『!リングさん……』
叶夢くんの懐から出て来たリングさんは彼の右肩に乗り頬を優しく舐め慰めた。
〈兵庫水軍さんにドクタケ、タソガレドキに、凄腕忍者さん……。本日は多種多様な方達にお会いになりますね……〉
リング〈そうだね、早く忍術学園に行った方が良いかも知れないね……。まぁ、もう忍術学園の近辺なんだけどね〉
(パカラ…パカラ…)
近畿地方のとある山奥にある忍術学園の大きな正門前では……
土井 半助/山田 利吉「!!」
土井/利吉(馬の蹄の音……?)
土井/利吉「!!」
忍術学園の付近では、叶夢くんが白馬を連れて歩いていた。
土井/利吉「ーーー!!!(ドクン…)」
土井/利吉(圧倒的すぎる可愛すぎる美人さんが……)
リング〈叶夢くん、あの紺色の忍装束を着た男性が忍術学園の先生であの人はフリーの売れっ子忍者だね〉
〈フリーの売れっ子忍者でしたら、お兄さん達と同じですよね〉
(パカラ…)
『おはようございます。こちらは忍術学園様で一致していますか?』
土井/利吉「(ドキッ!!!)」
土井/利吉(至近距離で見ると更に美人さん以上……)
土井/利吉「お……、おはよう……」
土井「嗚呼、合っているよ」
リング「!〈叶夢くん、叶夢くん。あの人達が忍術学園に大集結しているみたいだよ〉」
『!!?』
〈え……?〉
土井/利吉〈右肩にはフェレット……。それに白刀………〉
利吉「どうかしたのかい?」
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作者名:神志名 | 作成日時:2022年5月31日 22時