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「ばいばい、しゃちほこくん…」
宮「またすぐ来れるって、な？」
「椋兄ーー泣」
しゃちほこくんって笑
可愛すぎるやろ。
新幹線の窓から名残惜しげに外を見つめて、
原監督に買ってもらったらしい、名古屋限定の鯱鉾のぬいぐるみを抱き締めている。
みるく、遠征ん時はいつもこうなるねん。
帰る時めっちゃ寂しそうに窓の外見てるから、こっちまで寂しくなってくるし笑
結果、三連勝で終わった中日戦。
阪神は三連敗したみたいやから、だいぶゲーム差が開いた。
今日は一旦東京戻って、
明後日からは広島まで飛ばなあかん。
休む暇なしやで、ほんま。
「ふー。またさかもとの隣かー」
『なんやねん、嫌なんかい！』
「てか、飽きた」
『黙っとけ、チビのくせに笑』
「チビじゃない！」
そう言いながら、また鞄から取り出したいちごミルクを飲んでいる。
ほんま好きやな。
俺の事もこんくらい好きになってくれんかな？
あの時、初めて“勇人”って呼んできよったし。
心臓狂ったみたいにバクバクしててさ、
その上初めてAからキスしてきたから、
本気で死ぬかと思った。
“好き”の意味をはき違えてるみたいやけど、まあしゃーないよな？
これからじっくり教えてったるわ。
「もういい！寝るもんっ」
いじけて、でもちゃっかり俺にもたれかかってきて、そっと目を閉じるA。
暫くすると聞こえてきた微かな寝息を確かめてから、優しく髪を撫でる。
手をつついてみると、やっぱりぎゅっと指を掴んできた。
赤ちゃんみたいやんな笑
「さかもと…」
『え？』
寝言？
俺の夢見てるんかな。
掴まれてた指を解き、指同士を絡ませてみれば、
ほんの少し、Aが微笑んだ気がした。
『みるく…』
軽く前髪を掻き分けて額にキスを落として。
俺も寝よと思って、Aの頭に頭を乗せた。
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ヤマトストロング(プロフ) - 私は、鷹党ですが、この小説かなりいいと思います。 (2014年1月4日 16時) (
レス) id: 414c0c4970 (このIDを非表示/違反報告)
よっしー(プロフ) - Candyさん» いえいえ！私まだフロチャしかしてなくて、12月あたりからずっと下書きしてたのをUPしようと思ってて…。でも嵐のなので暇な時でいいですよ！ (2013年11月18日 16時) (レス) id: 3da4eb0c69 (このIDを非表示/違反報告)
Candy(プロフ) - よっしーさん» 本当にありがとうございます♪((´艸｀*))よっしーさんの作品もまた見に行かせてもらいます！頑張りますね^ ^ (2013年11月18日 6時) (レス) id: 1cf12ffc4e (このIDを非表示/違反報告)
よっしー(プロフ) - そんなことありますよ！！私は書いててもどーも….(T_T) 小説もそうですけど色々頑張ってくださいね！ (2013年11月17日 23時) (レス) id: 3da4eb0c69 (このIDを非表示/違反報告)
Candy(プロフ) - よっしーさん» そんなことないですっでもありがとうございますヽ(*＾ω＾*)ﾉお願いします♪ わかりましたっ！！ (2013年11月17日 20時) (レス) id: 1cf12ffc4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Candy
| 作成日時：2013年9月30日 9時
