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「…やめて」
『嫌』
「食べにくいからー」
『知ーらね♪』
「バカ」
『うるせ笑』
「バーカ!」
『チービ!』
「バーーーーカ!!」
『ちーーー、』
阿「いい加減にしろ」
「『…はい』」
明日から3日間、名古屋ドームで試合やねん。
今はその、移動の新幹線の中。
いつもは阿部さんの隣の席なんやけど
今回は運良く、Aの隣になった。
席決まった時、めっちゃみんなに睨まれたし笑
「さかもとのせいで阿部さんに怒られたじゃん」
『や、みるくのせいやって』
「ちゃうー!さかもとのせいやー」
『なんで急に関西弁やねん笑』
もぐもぐと弁当を食いながら、軽くどついてきた。
こういうとこ、やっぱ関西人なんやなって思う。
やから俺ら、気ぃ合うんかな笑
「ごちそうさまー」
『はー!?もっと食えって!』
「だって野菜嫌いだもーん」
『好き嫌いすんなー』
「さかもとも野菜食べないくせに」
『……』
何も言い返せなくなった俺を横目に、スポーツバッグからいちごオレを取り出すA。
Aの身体は、いちごミルクで成り立ってるようなもんで。
それでここまで生きてきたんやから、
ある意味すごいと思う。
「さかもとも欲しい?」
『ん。ちょっとちょーだい』
Aが差し出してきたいちごオレを飲んでると、
周りから殺気の混じった視線を感じた。
ーーー
「名古屋だーっ♪」
ホームに降り立ったAは上機嫌で
片手には、いつものいちごミルクキャンディ。
俺らは移動中スーツやけど、
Aは女の子やから、ちょっと高そうなデザインの制服。
原監督が特注で作ってきたらしい。
監督もAにデレッデレやからな笑
「待って、さかもとー」
少し遅れて、ちょこちょこついてくる。
何この可愛い生き物←
鞄が重いみたいで、なかなか追いついてこーへん。
『みるく、鈍臭いから』
どさくさに紛れてAの手を握った。
『掴まっときや?』
「ふぁーい」
Aと触れ合ってる手が熱い。
ただ手繋いでるだけやんに、心臓バクバクしてる。
そう思ってるのも、多分俺だけなんやろけど。
ファン「「「キャーっ♡
メロンみるくが手繋いでるー♡♡」」」
内「え?…あ!勇人が!」
長「うーわ笑 ずるいって」
宮「みるく、俺んとこおいで!」
あ、みんなにばれた笑
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ヤマトストロング(プロフ) - 私は、鷹党ですが、この小説かなりいいと思います。 (2014年1月4日 16時) (レス) id: 414c0c4970 (このIDを非表示/違反報告)
よっしー(プロフ) - Candyさん» いえいえ!私まだフロチャしかしてなくて、12月あたりからずっと下書きしてたのをUPしようと思ってて…。でも嵐のなので暇な時でいいですよ! (2013年11月18日 16時) (レス) id: 3da4eb0c69 (このIDを非表示/違反報告)
Candy(プロフ) - よっしーさん» 本当にありがとうございます♪((´艸`*))よっしーさんの作品もまた見に行かせてもらいます!頑張りますね^ ^ (2013年11月18日 6時) (レス) id: 1cf12ffc4e (このIDを非表示/違反報告)
よっしー(プロフ) - そんなことありますよ!!私は書いててもどーも….(T_T) 小説もそうですけど色々頑張ってくださいね! (2013年11月17日 23時) (レス) id: 3da4eb0c69 (このIDを非表示/違反報告)
Candy(プロフ) - よっしーさん» そんなことないですっでもありがとうございますヽ(*^ω^*)ノお願いします♪ わかりましたっ!! (2013年11月17日 20時) (レス) id: 1cf12ffc4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Candy | 作成日時:2013年9月30日 9時