番外編 壁ドン 【ウノ】 ページ45
ウ「おい、非モテ男子諸君!」
ジュロ「「誰が非モテだコラ」」
いきなり立ち上がって暴言を吐くウノに軽快なツッコミを入れるジューゴとロック。
ウ「まぁまぁ!いきなりだが今日は女子をときめかすマル秘テクニックを伝授してやる!」
ニ「え〜何なに〜!?楽しそー!」
さっきまで漫画を読んでいたニコはウノの話に興味を持ち、顔を上げる。
ロ「...じょ、女子をときめかす...?」
ジュ「.....テクニック.....」
ウノに牙を向けていた2人も食いついた。
ウ「ふっふっふっ...その名も、《壁ドン》だぁぁ!!」
「「「壁ドン?」」」
3人は声を揃えて聞き返す。
ウ「まぁ見てろって.....Aちゃん、ちょっと手伝ってくれねぇ?」
「えっ.....う、うん.....」
嫌な予感はしたけど、断るなんてこの場を冷ますようなことはできないと思い、2つ返事で引き受けた。
ウ「さんきゅ!じゃ、こっち来て」
言われるがままついて行くと、壁に背中を付けられる。
.....で、ですよね〜
これから起こることを想像し、少し恥ずかしくなり俯いた
次の瞬間
トンッ
「...!///」
ウノが私の顔の横の壁に前腕を付け、顔をずいっと近付ける
「...ちょっ///ウノ、近っ((ウ「好きだ、A」
「なっ.../////」
ウノはそう言ったかと思うと
「ひゃ、ぁ!?/////」
私の耳をチロッと舐めた。
「まっ...///や、やりすぎっ...///」
思っていた以上の演技にさすがに恥ずかしくなり、ウノの胸を軽く押す
すると
ウ「...可愛い...」
「...え...?」
私だけに聞こえる声で、小さく呟いた。
ウ「...さっきの言葉...本気だから。」
「なっ...!/////」
ウノは私から離れると
ウ「...とまぁこんな感じだ!どうだ非モテ男子諸君!」
と、何事もなかったかのように他の3人に話しかける。
ロ「ウ、ウノ...///お前...///」
ジュ「ウノてめぇ!み、耳を舐める必要はねぇだろ...!///」
ニ「ウノ君...かっこいい〜!Aちゃんもドキドキしたでしょ?」
何故か顔を赤くするジューゴとロックとはうらはらに、平気そうな顔で無邪気に質問をするニコに答える
「...ドキドキって言うか...ビ、ビックリした...かな.../////」
嘘...ホントは...
そう心の中で呟きながらウノの方を見ると
彼は口角を上げ、私に向かってパチンッとウインクをした。
...反則だよ...ばか///
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えみ(プロフ) - 社会のゴミさん» そんなもったいないお言葉...!(´;ω;`)本当に嬉しいです!ありがとうございます!! (2019年5月24日 0時) (レス) id: 5fcadd4981 (このIDを非表示/違反報告)
社会のゴミ - とても面白いです!こんな作品作るなんて凄いです! (2019年5月23日 23時) (レス) id: 9dda0ba0f7 (このIDを非表示/違反報告)
えみ(プロフ) - 彩乃さん» また見てくださりありがとうございます...!(´;ω;`)私もビックリしてます←本当に見てくださる皆さんのおかげです...! 1人でも多くの人を魅了してやろうと思っています( ˙-˙ )逆ハー万歳( ˙-˙ )頑張ります! (2017年12月28日 22時) (レス) id: 5fcadd4981 (このIDを非表示/違反報告)
彩乃 - 久しぶりに確認したら、まさかの続編に行っていてびっくりしました。看守までも魅了するとは…夢主ちゃんすごいですね。最新頑張ってくださいね! (2017年12月28日 22時) (レス) id: 9bddba89dd (このIDを非表示/違反報告)
えみ(プロフ) - 亜稀さん» 付いてますか!?すみません!教えて下さりありがとうございます!!今すぐ外します!本当にごめんなさい。 (2017年11月19日 17時) (レス) id: 5fcadd4981 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:えみ | 作成日時:2017年10月21日 23時