漫画みたいに甘くない！2

おまけ Merry Christmas! ページ23

【ウノ】


｢ウノ！メリークリスマス！｣


ウ｢さすがAちゃん！ジューゴと違ってChristmasへの意気込みvery good！Merry Christmas!｣


ジュ｢悪かったな｣



褒められて(？)嬉しいし、ジューゴとのやり取りも面白いけど...









いや、ウノの発音の良さ...！！！！








ウノは普通に言ってるだけなんだろうけど...き、気になる...！！！



そんな彼を見て、改めて国籍が違うんだなぁと気付かされる



そんなことを考えていると



ウ｢なぁAちゃん！｣



ウノはどこから持って来たのか、ミニスカサンタのコスプレ衣装を私の前に差し出す。



.....ま、まさか...



ウ｢これ着て♡｣




言うと思ったーー！



｢ム、ムリムリヤダヤダ！！！｣



全力で拒絶するも



ウ｢大丈夫！着替えてるとこは見ないからさ｣



ニッと笑うウノ



いやそこじゃないよ！？






...

結局、交渉が上手いウノに負け、渋々着替える。


｢ぜ、絶対降ろさないでね...！｣


部屋の隅、ウノが布団を持って隠してくれているスペースで。



ウ｢ダイジョーブダイジョーブ！......見たら俺がもたねぇし...///｣




ウノがボソッと言った後半部分が聞こえず、気になりながらも着替え終わる。




｢い、いいよ...｣



恥ずかしくてウノにだけ聞こえる声でそう言うと、



ウ｢いえーい♪じゃあちょっとお先に...｣




ウノはそう言って布団を少し下げて覗き込んできたや否や



ウ｢なっ───！！？？///｣



すぐに布団を上げ、隠れてしまった



｢え、ウ、ウノ？｣



困惑しながら布団をめくろうとすると





ガバッ





｢わぷっ！？｣





ウノに抱きつかれる形で布団ごと包まれてしまった。




｢ウ、ウノ！？何す((ウ｢だめ。｣





私だけに聞こえる声でそう囁くウノ





ウ｢ムリ...A可愛すぎ。他の男に見せたくねぇ｣





彼はそう言って、くるんだ布団の切れ目をちらりとめくり私をじっと見つめる。





｢やっ...///は、ずかし...///｣





ウ｢...ごめん。もう我慢できねぇ｣





後ろ頭に手を回され、少し強引に唇を重ねられる。





｢ん、はっ...///ウ、ノ...皆、に見られちゃ...///｣






ウ｢んなの知らねぇ。可愛いAが悪い。｣








彼はそう言って、もう一度私に深い深いキスをした。

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