支えるから。3

3日目 ページ25

Aside








２２：００ー







目が覚めた。







寝てるのに体が重い。







翔が寝かせてくれた時には






明るかった部屋の電気が、





スタンドライトの明かりだけになっていた。









手をついて、起き上がってみる。






体のだるさは変わらなくて、






そのままベッドの頭の方にもたれる。







ナイトテーブルで充電しっぱなしだったスマホを







開いてみる。









会社の同僚や、上司からの心配のメール。







あ。







翔からの着信もあったんだ。









翔の同僚の二宮くんからもメールが入っていた。








順番に開いていく。








同僚：A、大丈夫？？会社は心配しないで！
　 Aの仕事完璧すぎて、やることないくらいだから！






同僚：Aちゃん会社休んでるみたいだけど、
　 大丈夫なの？
　 心配です。







上司：体調どうですか？
　 まだ優れないようなら、遠慮なく言ってくださいね。
　 仕事のことは心配せず、
　 今は体調を優先してくださいね。








二宮：Aちゃん、翔さんから聞いたよ。
　 翔さんのこと、いっぱい頼って、
　 しっかり甘えるんだよ！

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