別れ ページ8
A 「G…Grey…ごめっ…あぁっ…私の…」ガタガタ
Green 「っ…精神的にキツそうだ。この話は止そうRed。」
Red 「わかった。それで怪我の方は…?」
A 「ああ、怪我…?ガム、おいで。」
背中から一本の黒い…蛇の様な生物が出てくる。その生物はAの手に噛み付いた。
Red 「え?!何してっ…」
A 「よしよし…いい子ねガム。そうね、三日間の意識と引き換えに傷を治して。」
Green 「……っは?」
A 「あぁ、説明して無かったわね。この子達は私の…きょ、兄弟?」
Red 「いや何でお前が困惑してんだっ!」
A 「という冗談は置いておいて、私はシェリフであると同時にインポスターでもあるの。」
Green 「つまりその背中の奴がパラサイトってことか。」
A 「口こそ無いけれど、つまりそう言う事。この子達は双子なの、こっちが兄のガムで、もう1人はギムというわ。」
Red 「てか待って、さっき怪我を食べてたけどあれって…?」
A 「何か代償の代わりに怪我を治すことが可能で、勿論他の人の傷も可能よ。あとそろそろ気絶すr…」
Green 「つくづく謎の多い奴だ、そのくせ何か大事なことを隠してる。ほんっとに…Red!」
Red 「はいっ!」
Green 「こいつを医務室まで運ぶよ、話通りなら三日は起きない。」
Red 「そう…だね。よし、運ぶのは任せて!」ひょいっ
Green 「ん、任せたよ。」
三日後
A 「完全復活。」
Red 「それは良かったよ〜心配したんだよ?」
Green 「そういえば先日は誰と戦ってたの?」
A 「Black。カラーコーンを被ったふざけた奴…」
Red&Green 「!!!!!」
A 「心当たりありそうだね。」
Red 「知ってるもなにも…」
Green 「あいつは残念ながら僕らじゃ手出しはできない。ごめん…」
A 「そんなことくらいわかる。私ですら勝てなかったし、あんた達が手も足も出ない事なんて明白よ。」
Red 「そんなこと言わないでよ!もー…」
Green 「とりあえずお前は各地を回れ、そうしたらアイツに会えるはずだ。」
Red 「あいつ神出鬼没だもんね。」
A「Redの頭が…良い?!!」
Red 「失礼なっ!!!」
A 「ふふっ…ごめんごめん、あっそろそろ出ないと。」
Red 「じゃあねA!またいつか!」
Green 「僕も会えるのを楽しみにしてるよ。じゃあね。」
A 「うん、またね!」
そうして私はこの星を出た。次に来る日に待ち受けるアイツのことも露知らず。
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noinn - なるほど!受験期なんですね! (11月5日 8時) (レス) id: 2b7669ce56 (このIDを非表示/違反報告)
Cherry(プロフ) - noinnさん» ありがとうございます!作者は今受験期なので更新速度は落ちますが楽しみに待っていてください! (9月30日 21時) (レス) id: cd446a6bb7 (このIDを非表示/違反報告)
noinn - この作品は神ですか?!この作品好きです! (9月25日 23時) (レス) id: 2b7669ce56 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - たつじんになったけどぜーんぶおちた☆ (7月30日 22時) (レス) id: 2b7669ce56 (このIDを非表示/違反報告)
るりとき(プロフ) - 僕サーモンランたつじん+1だよ (7月29日 8時) (レス) id: 058327b207 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Cherry | 作成日時:2023年4月8日 19時