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突然の誘い。 ページ27

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「勇人くん?」





ロッカールームの前で待ってると、Aがふわふわと歩いてきた。

手には赤い素朴な紙袋を持ってる。






「お、ありがとう」

「いーえ。今日はオマケつきだよ」






この前Aにもらった手作りパンが美味かったから、今日も頼んで持ってきてもらった。

紙袋はちゃんと重みがあって、中には二つのパンが入っていることが伺える。







「はい、会計」

「え、いーよ。そんな、」

「ええから、ええから」







Aの小さな手に五千円札を握らせて、ぽんぽんと頭を撫でた。

Aに触れた手のひらが熱く、ジンジンする。








Aは“試合おつかれさま”なんて嬉しいこと言うて、俺を見上げてニコニコしてる。


あ、ユニフォーム綺麗にしとけば良かった。
スライディングしたから、ユニフォームがめちゃ汚い。

Aにこんな汗臭い姿見せてもうた…
そう思ったけど。









「この汚れてる感じ、頑張ったって証拠だよね。かっこいいじゃん」









土で汚れた6の文字を指でなぞりながら、Aはそんなことを言う。

今めちゃくちゃキュンときた。

なんやねん、可愛すぎるやろ。








持っていた紙袋を覗くと、メロンパンの他にツヤツヤとした丸いパンが入っていた。

ちゃんとメープルシロップまで入れてくれてて、Aの気遣いが伝わってくる。






「めっちゃ美味そうやん。もうAん家行きたいわ笑」



半分本気、半分冗談で言ったつもりやったけど、Aは真顔でサラリと返事した。








「いいよ。おいで」






本人は本気と捉えたようや。

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設定タグ:読売ジャイアンツ , 坂本勇人 , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
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- 会社の実名を出すのはどうかと思います。 (2017年9月2日 2時) (レス) id: 0ed68915c1 (このIDを非表示/違反報告)
Candy(プロフ) - ぱるるさん» 遅れて申し訳ありません(;д;) ありがとうございます♪遅くなると思いますが、必ず更新します! (2014年1月14日 9時) (レス) id: 1cf12ffc4e (このIDを非表示/違反報告)
Candy(プロフ) - メロンさん» 遅れて申し訳ありません(;ω;) ありがとうございます★暫くの間休ませていただきますが、また必ず更新しますねー! (2014年1月14日 9時) (レス) id: 1cf12ffc4e (このIDを非表示/違反報告)
ぱるる - すごく面白いですね。更新がんばって下さい (2014年1月8日 15時) (レス) id: 94e80558f3 (このIDを非表示/違反報告)
メロン - すっごく面白くてこの続きが気になります。これからも更新頑張って下さい。待ってます。 (2013年12月31日 19時) (レス) id: e6bcbb2dbd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Candy | 作成日時:2013年11月20日 23時

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