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バイト前の小時間、愛実にこの前の勇人くんとのことを話していた。

私が作ったパンを褒められて、嬉しかったから。





相変わらず愛実は本当に勇人くんを毛嫌いしていて、いつもスクープ記事を見せつけてくる。

スレッドには勇人くんのことを“チャラ本”と呼んでいる人が居て、ツボにはまって爆笑した。

否定できない勇人くんを思い浮かべると、可笑しくて仕方なかったんだもん。







「本当、そのうち食われるよ?」

「んなわけないじゃん笑」






撮られた写真を見ていると、勇人くんが好きなのはギャル系の女の子。

私みたいなごく普通の女の子には興味無いと思う。
まぁ、一度は危なかったけれど。







「あんたはマイペース過ぎなの!男はそういうわけには行かないでしょ?」

「まー、なんとかなるって!」




呆れてため息をつく愛実。
私ってそんなにマイペースかなぁ?


どうしても、勇人くんが私を襲ったりするなんて考えられないんだよね。

だって本当に普通だし、私じゃなくても夜を共にする女の子はたくさん居るだろうし。








「Aちゃん?」

「はい?」






後ろから呼ばれ振り返ると、この前勇人くんとキスしていた先輩。

そうか……今日シフト重なってたんだ…

気まずい。





「ちょっといいかな?」









呼び出されたのは更衣室を出た廊下。

すぐそこにあったベンチに並んで座って、先輩は話し始める。




「勇人とはどういう関係?」

「なんもですよ?ただメロンパンあげただけなんで」

「そう…よかった」









呼び捨てって、やけに親しいな…
やっぱりそういう関係なんだろうね。

さすが勇人くん。








「もし勇人に誘われても、ホテル行かないでね」

「行きませんよー笑 、遊び人はキライなんで」







この人、勇人くんのこと好きなんだろうな。
勇人くんはどうなのか知らないけど。



なんでだろう、少し胸がチクリとした。

シロツメクサ。→←メロンパンと鼓動。



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設定タグ:読売ジャイアンツ , 坂本勇人 , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
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- 会社の実名を出すのはどうかと思います。 (2017年9月2日 2時) (レス) id: 0ed68915c1 (このIDを非表示/違反報告)
Candy(プロフ) - ぱるるさん» 遅れて申し訳ありません(;д;) ありがとうございます♪遅くなると思いますが、必ず更新します! (2014年1月14日 9時) (レス) id: 1cf12ffc4e (このIDを非表示/違反報告)
Candy(プロフ) - メロンさん» 遅れて申し訳ありません(;ω;) ありがとうございます★暫くの間休ませていただきますが、また必ず更新しますねー! (2014年1月14日 9時) (レス) id: 1cf12ffc4e (このIDを非表示/違反報告)
ぱるる - すごく面白いですね。更新がんばって下さい (2014年1月8日 15時) (レス) id: 94e80558f3 (このIDを非表示/違反報告)
メロン - すっごく面白くてこの続きが気になります。これからも更新頑張って下さい。待ってます。 (2013年12月31日 19時) (レス) id: e6bcbb2dbd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Candy | 作成日時:2013年11月20日 23時

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