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Aに連れ出され、出てきた店の外。
ちょっと寒いけど、今まで酒臭く暑苦しい中に居ったから、夜の風が気持ちいい。
Aは可愛らしい猫耳のニット帽を被って
変装したつもりでおるんか、余裕で伸びをしている。
『…お前、マスクつけろや』
「ええやん。ばれへんって！」
どこまで大雑把やねん。
自分が有名人やってこと、わかってるんかな？
眠そうに大きな欠伸をし、ちょっと酔ってるんかして、急にもたれかかってきたA。
伏せられた長いまつげに
俺は吸い寄せられるように目を奪われていた。
「…なあ」
『な、何？』
「彼女にこんなことされたら、嬉しい？」
『…まぁ…嬉しいんちゃう？』
「なんで疑問形やねん笑」
『はは』
なんや。
俺に甘えてこんなことしてるわけとちゃうんか。
変に裏切られたような気分。わけわからん。
俺…何を期待してたんやろ？
「…椋丞な。二人で一緒に居る時、絶対俺から離れんなって言うねん。やから私、ずーっとこんな風にくっついててん」
『…うん』
「せやのにな、最近になって、
“お前は本当に俺のこと好き？”って、
“そうしてるだけじゃ気持ちが伝わってこない”って言うてきて。
私、どうすればええんかわからんくて…」
妙に胸が疼いて、
締め付けられるような気がする。
Aの思い詰めたような表情が、
綺麗で儚くて、思わず見とれてしまった。
「どうしたらええと思う？」
なんなん。
そんに椋丞のこと想ってるん？
なんでそんなこと俺に話すん？
なんで俺こんなに
椋丞にヤキモチ妬いてるん…？
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Candy(プロフ) - なまのじゃくさん» 遅れてすみません(；д；) 思いついたら、書かせて頂きます★ (2014年1月14日 15時) (
レス) id: 1cf12ffc4e (このIDを非表示/違反報告)
なまのじゃく(プロフ) - 続きかいて!!めっちゃみたい！ (2014年1月2日 16時) (携帯から) (レス) id: cb58f2fdb1 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - わかりましたｗ頑張ってくださいｗ (2013年11月29日 7時) (レス) id: 10481c6579 (このIDを非表示/違反報告)
Candy(プロフ) - ハルさん» いちおう完結させたんですが…ネタが思いつきません笑笑 けど、リクエスト作品集の方でまた書かせてもらいますね^ ^ (2013年11月29日 6時) (レス) id: 1cf12ffc4e (このIDを非表示/違反報告)
Candy(プロフ) - 奈央さん» ありがとうございますっ★ これからもよろしくお願いしますヽ(*＾ω＾*)ﾉ (2013年11月29日 6時) (レス) id: 1cf12ffc4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Candy
| 作成日時：2013年11月10日 23時
