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勇人って、私のファンやったんや…
全く知らんかった。
だっていつもあんなボロクソに言うてくるし、
未だにキスされたこと謝ってくれへんし？
“ファンなんです！”とか言っていきなり憧れの人にキスするのと同じやん？
思い出してまたまた吐き気が…しやへんのやけど、なんでなんやろ。
「ここは医務室のようですね…」
レポーターになりきり、どんどんレポートしていく。グランドに続く扉の前に来た時、打ち合わせ通り阿部さんと内海さんが登場した。
「阿部選手と内海選手です。私、大ファンなんですよ！」
阿「それは嬉しいなー笑」
内「パーの俺でもこんな可愛いファンがおったわ！笑」
なんて話をして笑いながら、スニーカーに履き替え、グランドの方へ案内された。
私もグランドに入るのは初めてで、地面の感触が独特で気持ちいい。
一先ずカットがかかり、スタッフさん達は全員、原監督との打ち合わせのためどこかへ行ってしまって。
ふとグランドの端っこを見ると、ピッチング練習をしている椋丞が居った。
椋丞、めっちゃかっこいいやん…
ドキドキする胸に手を当て、投げる椋丞を見つめていたら、私の視線に気づいた椋丞は小さく手を振ってくれた。
嬉しい…
好きって気持ちが、大きくなる。
そして、椋丞と私の間を横切るように
目に入ったんが…守備練をする勇人の姿。
グラブを上手にさばき、塁に送っていく。
帽子を取って、腕のリストバンドで汗を拭いた際に見えた腕の血管が、男らしくて。
ここで私に気づいたのか、帽子を持った手を軽く振って、にっと笑った勇人。
キュン、矢を打たれたかのように
胸が熱くなった。
なんでや自分…相手は勇人やで？！
あのド変態パー男に、なんでときめいてるねん。
『撮影どう？』
「じ…順調っす」
『？ なんか顔赤くない？熱あるんちゃう？』
「なっ、熱なんかあらへんっ」
村「勇人！Aちゃん！危ない！！」
村田さんの声にハッとすると
私ら目掛けてボールが落ちてきてた。
あかん、当たる
そう思った瞬間、力強い腕に横抱きにされて
地面に倒れこんで…
…ボール当たった方がマシやったかもしれへん。
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Candy(プロフ) - なまのじゃくさん» 遅れてすみません(；д；) 思いついたら、書かせて頂きます★ (2014年1月14日 15時) (
レス) id: 1cf12ffc4e (このIDを非表示/違反報告)
なまのじゃく(プロフ) - 続きかいて!!めっちゃみたい！ (2014年1月2日 16時) (携帯から) (レス) id: cb58f2fdb1 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - わかりましたｗ頑張ってくださいｗ (2013年11月29日 7時) (レス) id: 10481c6579 (このIDを非表示/違反報告)
Candy(プロフ) - ハルさん» いちおう完結させたんですが…ネタが思いつきません笑笑 けど、リクエスト作品集の方でまた書かせてもらいますね^ ^ (2013年11月29日 6時) (レス) id: 1cf12ffc4e (このIDを非表示/違反報告)
Candy(プロフ) - 奈央さん» ありがとうございますっ★ これからもよろしくお願いしますヽ(*＾ω＾*)ﾉ (2013年11月29日 6時) (レス) id: 1cf12ffc4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Candy
| 作成日時：2013年11月10日 23時
