* い ち ご み る く * 2

82。F*side ページ43

藤村*side




今日の広島戦は無事に勝つことができた。
俺は今日、途中からAと交代でセカンドに入ったけど、勇人さんとダブルプレーも成功した。

Aがな、褒めてくれたんさ！
もー嬉しすぎるしー♪



そして今は、お待ちかねのビールかけ。
もうやばい。やばすぎるよ。

空から酒が降ってくるぜ！！ ←酔ってる





「やだぁー！やめてよーっ」

内「いいやん、いいやん♪」



俺のAが内海さんに捕まってる。
んで飲まされそうになってる笑

今日は俺のだからね？いくら先輩でも許すわけにはいきませんよ。



『内海さーん。俺のみるくなんでー』

「ぴのーっ」

内「ぇーでもでもー、みるくの酔ったところ見てみたいやろぉ？」

『見てみたいけど未成年ですよ！笑』



テレビカメラもいっぱいなのに、飲ませたらさすがにやばいっしょ。

俺は内海さんからAを奪い取って、自慢の俊足で内海さんをまいた。
今日だけは許してくださーい笑




「うー。この場所お酒くさいよー」

『うん笑 みるくも二十歳になったら飲もうね』

「おいしいの？」

『んー…その人によるかな？』




Aは飲んでしまわないようにマスクをつけてるから、そのマスクを引き下げてから唇を重ねた。

酔った勢いに任せて、長く深いキスをする。

上手く息継ぎができていないAが可愛くて、そのまま抱き締めた。



「っ…ぴの…」

藤「かーわいい♪」



なんかやばいなぁ…
Aが好きすぎて、どうにかなりそう。





坂「ぉらぁ、だいすけぇ。なにみるくにきすしとんじゃあ」


『あ、とられた笑』

宮「勇人さん、もう暴れないで下さい笑」

「ふぇっ！誰かたすけてー！」

長「ちょ、誰か勇人止めろ！」




勇人さん、酔いまくって上半身脱ごうとしてる。もちろんAを抱き締めたままっすね笑




坂「あっつー…なぁ、A？もっと俺と暑くなろっか」

「暑く？いーよ、これ以上……ひゃっ！」

長「あーもう、勇人！！」

『勇人さん、やりすぎです！！』

宮「俺の可愛い従妹が…」

長「落ち込んでないで手伝えよ！笑」




AのTシャツも脱がそうとしてるから、みんなで全力で止めた。
勇人さんって危険すぎ。このままほっといたらえらいことになりそう笑



そしてそんな光景をばっちり撮られていた。

生放送のカメラに。





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