* いちごみるく * 2 (ページ26)

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67。You*side ページ26

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「おっはよー！」

昨日はさかもとの家に遊びに行って
夜に寮まで送ってもらったんだけど、

椋兄にめっちゃ怒られたー。

それに、さかもとが付き合ってって言ってきたから、いーよって答えた。

まあさかもとは大切な仲間だからねー。
嫌なワケがないもん。

長「おはよ。今日は遅かったね」

「んー。椋兄とケンカしたのー」

内「みるくーっ♪♪」

「ふぁ！パー先輩ー！」

パー先輩とぎゅーしてたら、
肩を引っ張られて誰かにぎゅううってされて。

苦しくなって顔を上げると、
その瞬間に唇がくっついた。

坂「浮気禁止」

さかもとはまたきすをすると、今度は舌までいれてきた。

気持ちいいけど、息が苦しい。

阿「おい、勇人笑」

長「早く離れろって」

菅「…勇人さん、うわ」

「ぷはっ」

坂「ふん。もう俺のもんやし？」

さかもとのきすは止まらない。
壁におしつけられて、手も押さえられる。

「んぅ…くるし…ん…」

村「あーもう、勇人！」

村田っちがさかもとを引き剥がして、
やっと息を吸うことができた。

ふー。苦しかったー。

「さかもとのバカ」

坂「みるくのせいやし。内海さんと抱き合ってるからやん」

「なんでそれできす？」

坂「…ええの。俺の彼女なんやから」

「彼女だと、それできすするの？」

坂「そー」

その会話が終わった後、しばらく部屋がしーんとなって、

巨「はああぁぁぁぁ！！？」

みんなの叫び声がひびいた。

宮「ダメっす！！絶対あげません！！」

今まで部屋の隅っこで黙っていた椋兄が、
私をぎゅっとする。

さかもとがそれを見て、すねたような顔をした。

なんでみんなこんなに騒ぐの？

そーいや、晋太郎と付き合った時も
みんなこんな感じだったなー。

長「勇人、どういうこと？」

坂「やから、Aは昨日から俺のカノ___ 」

宮「認めないっす！！」

内「みるくがーーー泣」

澤「勇人ガチ？」

坂「おう。みるくに聞いてみ？」

藤「みるくー！！勇人さんと付き合ってるって本当？！」

「うん」

いちごみるくを飲みながら、ベンチに座っていたさかもとの脚の間に座る。

後ろから腕を回してきたから、さかもとにもたれかかった。

坂「好きやで、みるく」

『私も好きー』

何度も言うけど、
大切な仲間だもん。

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