＃105 異変 ページ25
シャツの裾をとっさにつかむ。
驚いて足を止めたユチョンさんがゆっくりと振り返った。
伝えたいのに。
思いはあふれているのに、唇が動かない。
A「そうじゃないの……」
YC「え？」
A「でも、どうしたらいいのかわからなくて……」
ユチョンさんの顔を見上げる。
まっすぐに私を見つめる視線があった。
ちょっと心配そうで、どこかうれしそうで、もしかしたらおもしろがってるようなユチョンさんの瞳。
ユチョンさんが私を囲む格好で壁に両手をついた。
YC「Aちゃんが、誰よりも可愛いよ……」
深い声がささやいたのと同時に、そっと唇が重ねられた。
ぷっくりとしたユチョンさんの唇。
さっき触れたときは一瞬でわからなかったけど、すごく柔らかかった。
A「ん……」
優しいキスは私の頬や首筋にまで広がり、あまりの気持ちの良さに思わず吐息がもれてしまう。
うそ、何これ……。
頭がぼーっとしてくる。
こんなときは抱きついてもいいのかな、なんてぼんやり思いつつ行動には移せなかった。
ユチョンさんの大きな手が私の顔を包む。
再び唇が重ねられたとき、異変が起きた。
口の中に何かが入ってきたのだ！！
それがユチョンさんの舌だと理解したときには、すでに身を引いたあとだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 162人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まゆこ(プロフ) - 更新ありがとうございます(*´▽｀*)毎晩見るのがたのしみになります♪ (2013年4月9日 1時) (
レス) id: 922e3bb821 (このIDを非表示/違反報告)
まゆこ(プロフ) - あー、きゅんきゅんしちゃいました(´ｰ｀)続きたのしみです！ (2013年4月8日 9時) (レス) id: 922e3bb821 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーち(プロフ) - 新章ちゅっかへ♪それはパーティーから持ってきてくれたの？気にしてくれたの？ユチョーン｡ﾟ(・´Д｀・)ﾟ｡ (2013年4月8日 1時) (レス) id: affafb447a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Coco-Liu
| 作成日時：2013年4月8日 0時
