〜明日はくるから〜番外編7 Yuchunくんは心配症

＃204　見抜かれてる　〜Your side〜 ページ24

JJ「あ、あ……」

あ、あ？

JJ「あったりまえじゃーん！」

よ、よかった〜。

満面の笑みで言ったわりには、どんな返事が返ってくるのかどきどきして待っている小心者の私だったりする。

JJ「だめじゃん、そんな顔」

A「え？」

JJ「今、俺の答え聞いてほっとしたでしょ。だめとか言うわけないじゃん」

み、見抜かれてる。

A「もー、なんでこんなときばっかり鋭いの？」

笑う私を抱きしめて、鼻と鼻が触れそうな距離でジェジュンが言った。

JJ「反則だ、そんなの。可愛すぎる」

え、と言いかけた私の唇に、ジェジュンの唇がそっと重なった。

そのままジェジュンの身体の重みを感じながらゆっくりとベッドに倒れこんだ。

どんどんキスは深く、激しく、荒々しくなっていく。

でもジェジュンの手は、いつものように優しく優しく私の素肌を滑る。

ひとつ、またひとつと服を脱がされるたびに、身体中が熱を帯びていった。

2人とも裸になるころには、全身がとろけそうなほどに昂ぶっていた。

鍛え上げられたジェジュンの身体と、まったく正反対に柔らかいジェジュンの舌使いに、
頭がおかしくなりそう。

狂おしいほどお互いを求め合った。

JJ「A」

ひとつに結ばれた状態で、ジェジュンの透き通るような声が私の名を呼ぶ。

A「ん……、ジェジュン」

JJ「愛してる……」

A「ジェジュン、私も……」

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