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「じゃあご飯作ってきますね。食べないと元気になりませんから」

そう言って部屋を出た彼女。名前、聞いてないし。

無愛想なのか、優しいのか、マイペースなだけなのかわかんないな。

まだ不明な事が沢山ある彼女を少し疑問に思いながら、立ち上がった。

たちまち襲ってくる激しい頭痛は俺を苦しめた。

「っ……」

ぱさり。ポケットからずり落ちた写真を拾い上げた。

「んだ、これ……?」

王冠を被った男、紫色の服に紫色の髪の男、そして。

返り血を被っているにもかかわらず、にっこり笑っている俺。

なんだ。これ。

俺、誰なんだよ。

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作者名:ちゃんかな | 作成日時:2016年7月13日 18時

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