四つめの約束 ページ48
塔子「最近仲がいいのね。」
渇いた抑揚のない声に一瞬ゾクッとした
A「違うよっ！ぐ…」
チャンミン「仲いいのは今に始まったことじゃないよな？藤原！」
偶然だって否定しようとしたのにシムくんの言葉が遮った
塔子「あらそう。知らなかったわ。」
シムくんの位置からは見えない塔子の顔
冷たく私を見てるように思うのは塔子に罪悪感を感じてるせい…？
塔子「私だけ除け者なんて寂しいわ。同じ大学に通った仲なのに。この次は私も誘ってね？」
A「…っ！」
顔はシムくんに向けて笑っていた
でも私の肩に置いた塔子の手に微かに力が入って爪が喰い込んだ
チャンミン「どうした？」
A「ううんっ！別にっ！」
シムくんが私の方を見た時には塔子の手は肩から退けられていた
塔子「じゃあごゆっくり」
ニッコリ笑ってまた出て行った塔子
掴まれた肩はジンジン痛みが増してきた
チャンミン「さっき。なんで否定しようとしたの？」
気づいてた…っ？
もしかして知ってて遮ったの…？
チャンミン「言えばよかったじゃん。“私たち友達以上恋人未満な関係です”って」
A「チャンミン！」
チャンミン「事実だろ？そのために俺たちは努力してる。」
そうだけど
それを塔子の前で言わないで…
鈍い私でもわかる
それは塔子には言っちゃいけない言葉…
チャンミン「なんでいつも片山に遠慮してるの？」
A「別に遠慮なんか…遠慮じゃなくて私とは別」
チャンミン「だから同じだって言ってるだろ！」
コーフンして私の手を掴んだシムくんの手から箸が落ちた
チャンミン「自分で勝手にラインを引くな。変わらないから…何も…」
A「チャンミン…」
チャンミン「これからは片山に遠慮するな。対等でいろ。それが四つめの約束だ…」
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のうる - momorinさん» コメントありがとうございます^ ^ チャンミン褒めていただいて嬉しいです。また近いうちに更新したいと思います^ ^ (2015年6月10日 1時) (
レス) id: 7973905f27 (このIDを非表示/違反報告)
momorin(プロフ) - いつも更新楽しみにしています。チャンミン凄いかっこいいです！ (2015年6月9日 23時) (レス) id: e8aa78efd6 (このIDを非表示/違反報告)
のうる - ひまわりさん» 初めまして^ ^ こんなに一途にチャンミンに想われるなんて「私」は幸せですよね^ ^ 「私」も早くその気持ちに応えてあげられるよう頑張らないと。コメントありがとうございます(*^^*) (2015年6月9日 9時) (レス) id: 7973905f27 (このIDを非表示/違反報告)
のうる - まほさん» ありがとうございます(*^^*) 楽しく読んで頂けて嬉しいです。下手くそではありますが頑張ります^ ^ (2015年6月9日 9時) (レス) id: 7973905f27 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - はじめまして いつも楽しみにしてます^ ^ドキドキしながら読ませていただいてます。チャンミンにずーっとおもわれてるなんて幸せ過ぎです。ありがとうございます^ ^ (2015年6月9日 7時) (レス) id: b5b6c37932 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のうる
| 作者ホームページ：http://twitter.com/comububu
作成日時：2015年5月25日 14時
