女の気持ち、男の気持ち ページ37
A「ねえシムくん…」
チャンミン「チャーンミン」
A「もう…チャンミン」
チャンミン「何？」
A「いい加減離してくれないかなぁ…手元が狂っちゃう…」
チャンミン「やーだ！」
シムくんの腰に回した腕がギュウッと締まる
ご飯を作る約束して家に来てもらったけど、包丁持ってるっていうのに後ろから腰に手を回して背中にピタッとくっつくから正直作りづらい
よくドラマや漫画でこんなシチュエーションがあるけど実際自分がやって見るとそんなに嬉しくないもんだと悟る
A「…こんなことされて喜ぶ女の子の気持ちがわかんない…」
言うこと聞いてくれなくてちょっと拗ねた気持ちを吐いてみた
チャンミン「Aもわかってない。少しでも一緒にくっついていたい男の気持ち。」
またギュウッとされて今度はイヤリングをしたままの耳にチュッ…とキスを落とされた
A「もうっ！チャンミン！」
思わず顔だけ振り向いた
チャンミン「怒った顔も可愛い(笑)」
A「もうっ！知らないっ！」
ザクッザクッ
海鮮チヂミに入れる玉葱が若干太くなる
「生焼けになっても知らないからねっ」って言っても「ハイハイ」ってかわすのもなんだか憎らしい
チャンミン「なあA知ってる？」
A「…」
返事しなかった
それでも構わず続ける
チャンミン「最近ウチのチームの連中がさぁ、Aのことキレイになったって言うんだ…俺嬉しくってさ。やっとAの魅力気づいてくれたかって…」
聞いてて凄く恥ずかしいことを背中で言ってるシムくんに文句言うどころか真っ赤に染まってしまった自分の顔を覗き込まれないように料理に集中した
チャンミン「でもさ…考えてみたら…Aがキレイになるってことは、それだけライバルが増えるってことなんだよな…」
A「増えないからっ！」
バカみたいに真っ赤になった顔をシムくんに晒してしまった
A「そんなこと絶対にな…っ！」
シムくんの唇が私の唇に重なる
びっくりして持ってた包丁がシンクの中に落ちた
チャンミン「俺だけのものだからAは…俺も卒業する…優しいだけの男を…」
私の体を反転させるようにキッチンに押しつけ唇がまた重なる
抵抗しようとするともっと押しつけられる
そのうちシムくんを退けようと押し返す力もだんだん弱くなる
ちゃんとシムくんを受け入れたわけじゃないのに…
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のうる - momorinさん» コメントありがとうございます^ ^ チャンミン褒めていただいて嬉しいです。また近いうちに更新したいと思います^ ^ (2015年6月10日 1時) (
レス) id: 7973905f27 (このIDを非表示/違反報告)
momorin(プロフ) - いつも更新楽しみにしています。チャンミン凄いかっこいいです！ (2015年6月9日 23時) (レス) id: e8aa78efd6 (このIDを非表示/違反報告)
のうる - ひまわりさん» 初めまして^ ^ こんなに一途にチャンミンに想われるなんて「私」は幸せですよね^ ^ 「私」も早くその気持ちに応えてあげられるよう頑張らないと。コメントありがとうございます(*^^*) (2015年6月9日 9時) (レス) id: 7973905f27 (このIDを非表示/違反報告)
のうる - まほさん» ありがとうございます(*^^*) 楽しく読んで頂けて嬉しいです。下手くそではありますが頑張ります^ ^ (2015年6月9日 9時) (レス) id: 7973905f27 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - はじめまして いつも楽しみにしてます^ ^ドキドキしながら読ませていただいてます。チャンミンにずーっとおもわれてるなんて幸せ過ぎです。ありがとうございます^ ^ (2015年6月9日 7時) (レス) id: b5b6c37932 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のうる
| 作者ホームページ：http://twitter.com/comububu
作成日時：2015年5月25日 14時
