チャンピオンロード (ページ26)

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第26話【motoki side】ページ26

用意も終わって俺達の部屋に戻るとやっぱりンダホはまだ寝てた。
さっきからシルクが起こしてるみたいだけど、起きる気配はない。

ﾓﾄｷ「もー、ンダホ？ご飯の時間だって」

ﾏｻｲ「朝ご飯食べれなくなっちゃうよ」

ｼﾙｸ「あと10分じゃん」

仕方なくお尻を叩いて強制的に起こす作戦に。
ほぼ寝てる状態で腕が飛んできたり、危ないんだよなぁ。

ｼﾙｸ「ンーダホ、おい、起きろお前」

『お腹空いたンダホ』

ﾏｻｲ「俺も」

ﾓﾄｷ「ご飯行こーよー」

ﾝﾀﾞﾎ「んん………？」

やっと言葉を返してくれるまで起きた。
目はまだ瞑ってるけど。
仕方なくシルクがンダホの体を無理矢理起こして耳元で叫ぶと、吃驚して目が開いた。
何時もの光景だなー、何処行っても変わんないね。

ｼﾙｸ「起きた？」

『おはよう』

ﾝﾀﾞﾎ「皆早いねぇ…」

ｼﾙｸ「おめーが遅せぇんだよ。ほらご飯行くよ」

結局時間ギリギリだ。
ご飯は定食で、朝から満腹になって帰りの車は寝ちゃいそう。

ﾓﾄｷ「あれ？マサイは？」

『調子悪いみたいよ』

ｼﾙｸ「昨日はしゃぎ過ぎた？」

『んー、多分。腹減ってた割にはご飯あんま食べてなかった』

ｼﾙｸ「まーじか」

ﾝﾀﾞﾎ「薬系…痛み止めならあるけど」

『様子みてくる』

あらら、大丈夫かマサイ。
腹弱いからよくトイレに駆け込む姿は見るけど今日もそれかな。
とりあえずチェックアウトの時間だし用意しなきゃ。