今日:6 hit、昨日:9 hit、合計:57,030 hit
小｜中｜大
155）思いの外 ページ8
.
「着きました。」
「アウトレット！」
最終目的地はここ、隣の県にあるアウトレットモール
ドライブするにはいい距離で、日頃の疲れを癒すべく、パーっと買い物しましょう、とのことだった。
「さあ、行きましょう。」
手を繋いで歩き出す。
お互い好きなものを見て歩く。
私の服、チャンミンくんの服、雑貨屋
スーツ専門店でスーツを合わせるチャンミンくんを見て
いつも見慣れているはずなのに、キュンとした。
次に入った帽子屋さんでは、チャンミンくんがキャップをかぶって
バーベキューの時の話をしだすから
恥ずかしくて、聞こえないフリをした。
わざと、キャップのツバを後ろにして
こちらをニヤニヤして見てくる。
わかってる......わかってるよ
言ってほしいんでしょ？
あの時の自分を思い出すと、顔から火が出そうなくらい恥ずかしい
でも、事実だから....それ、私のツボなの....
「......かっこいいよ！キャップチャンミン、好きなの！満足？」
ほぼ、やけになって言ったのに、チャンミンくんは
.
「やば。」
.
「早く、帰ろう。」
.
「早く、二人になりたい。」
.
なんて言って、思いの外、喜ばれてしまった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 280人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちゃむ | 作成日時：2020年10月29日 19時
