164）逆らえない ページ17
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頭を拭いてあげて、丸見えになったチャンミンくんのおでこに
軽くデコピンしてあげた。
仕返しがきそうで、話を逸らす。
「あのね、来週の金曜日。懇親会があるの。」
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「宮下さんとの新しいプロジェクトの。」
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「もちろん、二人じゃないよ。あと三人いる。」
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「初対面の人たちだから、宮下さんが懇親会開いてくれるの。」
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「行ってくるね。」
伝えると、チャンミンくんは
「飲みすぎないでくださいね。」
優しく言ってくれた。
だから、それだけで終わると思ってたのに
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「えっっっ！！！」
安心しきってた私の胸元のリボンをスマートにほどいて
露わになった、肩に優しくキスを落とす
焦る私とは対照的に、チャンミンくんは冷静で、あっという間に上だけ下着姿にされた。
「ちょ、っと、チャンミンくん？」
「Aさんが、悪い。」
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「俺といるのに、違う男の名前なんて出すから。」
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「お仕置き......」
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そんなつもりで言ったんじゃないのに....
だけど、もう止められない
「じゃあ、はじめまーす。」
わざと、耳元で囁いて、背中にキスをしながら、後ろから手が胸に伸びてくる
こんな時に、チャンミンくんの伸ばし棒
“はじめまーす”
やっぱり、チャンミンくんは、わかってる....。
そんな彼に、私は逆らえない。
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作者名：ちゃむ | 作成日時：2020年10月29日 19時
