i love you (ページ44)

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44）これから-cm ページ44

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『俺も、恋、しようかな。』

『その性格で、できるならな。』

『お前には、言われたくない。』

食べ終わり、そんなやり取りをしながら、エレベーターに向かう。

『で、どうすんの、これから。』

『どうって？』

『気持ち、伝えるのかって話。』

『ああ....いずれは。今は、まだいい。まだ、きっと.....忘れられないだろうから。』

一瞬、顔が曇ったのがわかったのか

『...まあ、そうだな。5年待てたんなら、あと5年くらい待てそうだよな。』

『それは、待てない。』

明るくキュヒョンは言って、笑ってた。

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キュヒョンと別れ、営業部のフロアに戻る。

唯一、残念なこと

それは、お弁当箱が使い捨てのものだったこと。

洗って、返す

その一つの行程が減ってしまう。

気にしなくていいように、Aさんの気遣いだけど....

お弁当といっしょに、貸したハンカチも入ってた。

ちゃんと、洗って、アイロンまでかけてくれてる

先にランチから帰ってきたであろうAさん

楽しそうに、みんなと笑って話してる。

よかった、いつも通りのAさんだ

戻ってきたのに気づいたのか

「あ、チャンミンくんもコーヒーいる？」

ちょうど、みんなに入れてくれていたようで、

わざわざ、追加で入れに行ってくれる。

その後ろ姿を追いかけた。

「あ、席で待ってていいよー。」

そうじゃなくて....

「Aさん、お弁当ありがとうございました。今までのお弁当で、一番美味しかったです。」

「またまた～、でも、よかった。」

「また、作ってください。」

「え～、いつかね！」

少し照れたように、コーヒーを差し出した。

「はい。」と言って渡してくれたコーヒー

受け取ると、最高に可愛い顔で笑った。

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....今はこれだけで、十分。

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