19）『ついてる』 ページ19
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やばい！見過ぎた....！
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そう思ってると、柱を挟んだ隣のベランダから
ぐっと体を寄せて、チャンミンくんの長い手が伸びてくる。
目を合わせながら、チャンミンくんの手が、私の頭に触れる
え、え、な、な、何！？
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「.....葉っぱ、ついてる。」
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体はすでに元の位置に戻って、私の頭についていた葉っぱを見せながら
優しい笑顔を見せた。
「あ....ありがとう.....」
「風も出てきたし、もう入りましょう。つきあってくれて、ありがとうございました。それに、ビールも。」
「ううん、こちらこそ....。」
「じゃあ、明日8時に、ロビーで。おやすみなさい。」
「おやすみ。」
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部屋に入ってからも、さっきのドキドキが治まらない。
この前も思ったけど、韓国の男性は
普通にああいうこと、できるの....！？
それとも、私が免疫ないだけなの....！？
考えても、ドキドキは治まらなく....
それに
『葉っぱ、ついてる』
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『ついてる。』
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『ツイテル』
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いつもは敬語なのに、いきなり敬語じゃなくなって....
それを考えたら、また心臓が速くなる。
これは、ビールを飲みすぎたせいだ。
そう思うことにして、布団に入ったけど
隣の部屋にチャンミンくんがいると思ったら
なかなか、眠りにつけなかった。
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作者名：ちゃむ | 作成日時：2020年8月29日 16時
