14）部屋 ページ14
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京都までの約2時間半
今日の会議の打ち合わせと確認
あっという間に過ぎた。
お昼頃に着いて、駅の中の定食屋さんでお昼を済ませる。
あとは、ロッカーに荷物を預けて
打ち合わせ場所に向かうだけ
ここでも、当たり前っていう風に
私のスーツケースはチャンミンくんの右手
スマートに荷物を預け終わったチャンミンくん
「さあ、行きますか。」と振り向いた。
なんだか、年下だけど、年上っぽい
思わず、笑ってしまった。
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会議、打ち合わせは順調に済んだ。
担当の方が、韓国に親戚がいるらしく
チャンミンくんとの会話も弾み
夜の会食も、楽しく過ごせた。
初めての京料理に満足。
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「楽しかったね。」
「はい。それに、美味しかったです。京料理。」
同じこと思ってたから、思わず笑った。
「あとは、明日の最終契約だけだね。」
「はい。今日はありがとうございました。初めての出張で緊張してたから....。」
「こちらこそ。心強かったよ。それに、荷物。持ってくれてありがとう。」
「当たり前のことだから...気にしないでください。」
部長が取ってくれたのは、いかにも京都らしい旅館風のホテル
それぞれ、フロントで鍵を受け取り部屋まで行く。
隣同士の部屋
部屋の前まで、また当たり前に荷物を持ってくれたチャンミンくん
お礼を言うと、眩しい笑顔が返ってきた。
「じゃあ、お疲れ。また明日。」
「はい、お疲れ様でした。」
私たちは、それぞれの部屋に入った。
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作者名：ちゃむ | 作成日時：2020年8月29日 16時
