La la la Song (ページ7)

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Box in the ship -2 ページ7

JS「ユチョン！ちゃんと持ってよ！」

YC「え？あ…ごめん！」

ジュンスに呼ばれて彼女から初めて目を離した。

でも、視線を離している時間がもったいなくて、

すぐに彼女の方に目をやると、

遠くにいるいる彼女と目が合った。

彼女の隣にはもうジェジュンはいなくて、

彼女はまっすぐ俺を見つめていた。

目が離せなくて固まっている俺に、

彼女は小さく手を振った。

俺も無意識に手を振り返していた。

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YN「ユチョン？今日変だよ、大丈夫？」

YC「あ、え？あはは…」

変な格好で手を振る俺に、

ユノが心配そうに話しかける。

俺の頭の中は彼女でいっぱいで、

遠くからでもわかる

彼女の寂しそうな顔を見たら、

夏の終わり、

俺と彼女の恋の始まり

少し期待している自分がいた。

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YN「準備できたよーーーーー！」

ユノの掛け声でBBQが始まる。

肉を焼いているときも、

食べているときも、

ジュンスがくだらないおやじギャグを言っているときも、

俺は彼女から目が離せないでいた。

JS「ねぇ！みんなでかくれんぼしようよ！」

そんなジュンスの提案に、

普段はのらないチャンミンがのる。

結局、大の大人7人で

かくれんぼをすることになった。

本日2回目のジャンケン。

『ジャーンケン、ポン！』

JJ「あっは～俺、一人負けっ～！」

そうやって恥ずかしそうに口を押さえながら笑うジェジュンを見て、

彼女は同じように笑った。

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ジェジュンが鬼。

３０秒数えている。

JJ「２１…２２…」

２０秒たっても、未だ隠れる場所に悩んでいた。

YC「やっべーな。」

なんだかんだ言って本気でやってる。

そんな俺に救いの声。

「ユチョン君！ここ！」

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その救いの声の正体は、彼女だった。