La la la Song (ページ2)

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虹-2 ページ2

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続いて部屋に入ってくる彼。

少し驚いている。

CM「…何してるの？」

まだあきれ顔な彼。

「チャンミンが怒ると、

この部屋に閉じこもっちゃうから。

今日は先に行って待ってみようと思って。」

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少し私を見つめてから、

怒ったようにプイッと窓に目をやった。

その顔が赤いのは、夕陽のせい？

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素直じゃなくてごめんね。

でも、私の気持ちわかってほしい。

チャンミンが大好きで大切なんだよ…。

夕陽を見るその美しい横顔に

「ごめんね」

と呟いた。

CM「...じゃあ、こっちに来て。」

まだ窓の外を見たままだったけど

怒ったような顔から

いつもの優しい顔になったこと、

私は気づいていたよ。

彼のところに行くと、

ギュッと優しく強く抱きしめてくれた。

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少し前、不安になって

彼のメンバーのジェジュン君に聞いてみた。

「最近ケンカも多いし…

チャンミン、私のこと本当に好きなのかな？」

ジェジュン君は眩しすぎる笑顔で答えた。

JJ「本当は、Aが一番わかってるんじゃない？

俺たち４人を信頼してくれてるってわかってるから、

俺たちはチャンミンが言葉にしなくても

チャンミンの気持ちわかるよ。

Aのことは、

本当に心から愛してるからこそ、

言葉にしなくなったんだと思う。

“愛してる”

以上の言葉、見つからないんじゃないかな

俺には、わかるな

チャンミンの気持ち

それに、

チャンミンがAをちゃんと好きだって

誰が見てもわかるよ

少なくともメンバーには。」

「あっは」と、

自分のことのように照れ笑い

そんなジェジュン君につられて

照れてしまった。

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今なら

ジェジュン君が言っていたことがよくわかる。

抱きしめてくれている大きな腕からは、

ちゃんと

「大好き。愛してる。」

って伝わってくるから。

私も口には出さず、

「大好き。愛してる。」

ってギュッとチャンミンを抱きしめ返した。

大きな影、小さな影、

二つの頑固者の影。

小さな影が大きな影に合わせて

一つになるように重なった。