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「……明日、グループの解散が発表されるかもしれないって思うと、眠れないの。朝起きて絶望するのが怖いの」
私たちの今が、何につながっているのかわからないの。
そう言った彼女の手は震えていた。
「今の私たちは、アイドルなのかな。」
彼女の大きな瞳から一粒涙がこぼれると、その次、その次とあふれてきて。
わたしに泣く資格なんてないのに、どうしても我慢できなくて。
それでも、彼女は涙を拭いて苦しそうに笑った。
「……ギョンウォンとウヌとイェビンとね、最近毎晩話すの。私たちはどうしてもアイドルとして生きたい。……今日はね、泣き言話すんじゃなくて、背中を押してもらいに来たんだよ。」
そう言った彼女は、これまで見てきたミンギョンの中で1番強くて、美しかった。
「もし、グループが終わりになる時が来たら、私たちはどうにかしてもう一度ステージに立つ。カムバックもいっぱいして、ミュージックビデオも撮って、Vライブもして、もう一度ちゃんと、アイドルになるから。だから、わたしの手を握って、大丈夫って言って。ミンギョンなら大丈夫って、そう言って」
迷う事なんて何一つなかった。わたしは彼女の手を強く握った。この震える指先が温まるようにと、願いを込めて。
「ミンギョンなら大丈夫。ミンギョンの頑張りは誰よりもわたしが知ってるから。絶対大丈夫だから。何があっても、わたしはずっと味方だし、あなたを応援するから。ミンギョン、大好きだよ」
ありがとう、とこぼした彼女の瞳はもう、前を向き始めていた。
解散が発表されたのは、それから数十日後のことだった。
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cham(プロフ) - ヒカリさん» ありがとうございます。安心しました。楽しんで読んでいただけたら幸いです。 (2021年2月12日 23時) (
レス) id: ed95449b0c (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - chamさん» 全然大丈夫ですよ！wwこういうのでなかなか自分の誕生日出てきませんよねww自分が推してるグループにまさか自分の誕生日が出てくるの初めてなのでちょっとびっくりしただけですよ！！なので全然気にしないでください！！ (2021年2月12日 22時) (レス) id: 60a403a386 (このIDを非表示/違反報告)
cham(プロフ) - ヒカリさん» ご気分悪くさせてしまっていたらすみません。 (2021年2月12日 19時) (レス) id: ed95449b0c (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - 自分の誕生日と一緒でビビりましたww (2021年2月12日 17時) (レス) id: 60a403a386 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cham | 作成日時：2021年1月30日 21時
