カフェにご飯を食べにいく話 ページ22
「ヌナ、やばいの見つけたんだけど」
たまたま男子宿舎に呼ばれていた時に、スングァニがちょっと興奮気味に肩を叩いてスマホの画面を見せてきた。
「え…めちゃくちゃ美味しそうじゃん…」
画面に写っていたのは、たっぷりの野菜と玄米ご飯、多分鶏肉と思われるお肉の乗ったプレート。
これなら食べても大丈夫そうじゃない？行っちゃう？行っちゃおうよ、と話していたのはついこの間の話。
2人でカフェは撮られたときめんどくさいね〜とスングァンは誰か呼んだようだけど、だれなのかと思ったら。
「A〜スングァナ〜ごめん待たせて」
「遅いよミンギヒョン」
NU'ESTのレンことミンギちゃんとわたし、それからスングァニはこうして普段からまめに連絡を取り合ったりたま〜〜〜にご飯に行ったりしている。
3人とも自己管理徹底型だから、話す内容はダイエットのことだったり美容だったり、ファッションだったりとそんな感じだ。
ミンギちゃんはニュイにこういう子たちはいないから…と毎回嘆いている。まあ7割くらいはドンホオッパのことを言っているんだけど。
さて、なんで私が彼のことをミンギちゃんと呼んでいるかという話をしようとすると、練習生時代まで遡らなければならない。
私と同じ年に事務所に入所したジョンヒョニオッパは可哀想なことに、いや名誉なのかもしれないけども、事務所第一号の男子練習生だった。お姉さんたちにそれはそれは可愛がられていたけど、新しい男の子が入ってくるとわかると泣くほど喜んでいた。
その数日後、オッパと見たことのない可愛い顔をした子が話してたから、オンニ？はじめまして！と話しかけたらジョンヒョニオッパに死ぬほど笑われた。
『オレ男だよ』
それがミンギちゃんだった。
ジョンヒョニオッパは私と会うたびに毎度あの話を持ち出してくるけど、あの人たちの中でお姫様なんて呼ばれてる彼なんだから仕方がない気もする。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 839人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
cham(プロフ) - ヒカリさん» ありがとうございます。安心しました。楽しんで読んでいただけたら幸いです。 (2021年2月12日 23時) (
レス) id: ed95449b0c (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - chamさん» 全然大丈夫ですよ！wwこういうのでなかなか自分の誕生日出てきませんよねww自分が推してるグループにまさか自分の誕生日が出てくるの初めてなのでちょっとびっくりしただけですよ！！なので全然気にしないでください！！ (2021年2月12日 22時) (レス) id: 60a403a386 (このIDを非表示/違反報告)
cham(プロフ) - ヒカリさん» ご気分悪くさせてしまっていたらすみません。 (2021年2月12日 19時) (レス) id: ed95449b0c (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - 自分の誕生日と一緒でビビりましたww (2021年2月12日 17時) (レス) id: 60a403a386 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：cham | 作成日時：2021年1月30日 21時
