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元太「おっしゃゃゃゃー！！」
『.....まじか』
学校の帰り道、照らし合わせた点数は、5点さで私が負けていた。
元太「俺天才！俺天才！.......あれぇ？Aちゃんどうしたのかなぁー？」
『うるさい元太！』
元太「んふふ笑、じゃ約束守ってもーらおっと！」
『.....はぁぁ』
元太「ふっかいため息だな笑笑」
『それで？なにすればいいの？』
元太「そうだなー、じゃあ.....」
『......』
するとくるっと向きを変えこちらを向く元太。
いつになく真剣な表情に少し胸騒ぎがする。
元太「......。
好きです。俺と付き合ってください」
『..........え？』
元太「んふふ笑、びっくりした？」
『.........。
......な、なんだ、ふざけて.....』
言っているようには見えなかった。
いつもになく真剣な表情は、今まで見てきた元太とは違った。
元太「......ふふ笑、本気だって分かった？笑」
『......うん』
元太「......まあ、これは別にお願いじゃないんだけどね笑」
『え？』
元太「そんなAの気持ちを知ってるのに付き合おうなんて考えないよ笑」
『........』
元太「ただ、俺は意識してもらいたかったの笑。俺も男だよって笑」
夕暮れに照らされた元太の切ない表情が刺さる。
元太「だから俺のお願いは、俺を意識して、それから返事を聞かせて欲しい」
『.......』
元太「今のままじゃ断られるの分かってるから、少しくらい俺にもチャンス頂戴？笑」
『.......元太はそれでいいの？』
元太「バカな頭で考えたらこれしか浮かばなかった！笑」
『.....分かった』
元太「あ、でも、気まずくなるのなしな！笑」
『.......』
元太「俺の1番の願いはAのそばにいることなんだから、
俺の居場所取らないで笑」
そう言いながら顔を近づけた元太は、そのまま私の肩にポスッと頭を埋めた。
動揺と誰かに見られたらという不安と、なんかいろんな感情で心臓がバクバク言っている。
私は手を添えることも、突き放すことも出来なかった。
そのまま何秒経ったか、肩に手を置き顔を上げた元太は
元太「んふふ笑、ありがと笑」
そう言って、また明日と帰って行った。
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羊(プロフ) - モモイロさん» コメントありがとうございます！凄くモチベーションに繋がりました。今後もよろしくお願いします！ (1月13日 20時) (
レス) id: 03a6393e6e (このIDを非表示/違反報告)
モモイロ(プロフ) - 最近の楽しみのひとつです！更新頑張ってください〜！応援してます！ (1月13日 4時) (レス) @page19 id: 95282d6fb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羊 | 作成日時：2024年1月8日 23時
