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夏本番に差し掛かった頃。







元太〈とりあえず今からAの家行っていい?



宮近〈何でだよ笑






元太が突拍子もないことを送ってきた。




こいつ何考えてんだ?







元太〈暇だから



A〈いいよー






あっさりAも承諾。







なんで?




え、男を家に入れるっていう自覚あんの?










宮近〈なら俺の家に来い





Aの家に元太を入れるよりましだと思った。








元太〈えーちゃかん家ー?Aの家がよかったー





ごねるな、めんどくさい。







宮近〈Aの家多分めっちゃ汚いよ。あいつ片付け出来ない





適当に理由付けしといた。










案の定返信は無くて。





宮近〈これ図星だな、俺ん家決定



元太〈仕方ない、行ってやるよ





Aのことは俺が1番理解してるから。













お邪魔しまーすなんてずかずか入ってくる元太とA。




ほんと緊張感ねえな笑。






元太「にしても暑くね?」



宮近「冷房つけてんだけどね」



元太「〜っ!だめだ、あっつい!アイス買い行こ」



『いいねアイス、元太買ってきて』



元太「やだよ!3人で行くの!」





ほら立って。と手を引っ張ってく。




さらっとAに触れんな。







元太の好意を直接聞いてから、少し過敏になったかもしれない。










元太「………そういやもうすぐ夏祭りだな。今年も俺ら3人で行くか?」




『私は別に大丈夫だけど』





チラッとこっちを見たA。






2人で行きたいってこと?








申し訳ないけど、





宮近「俺も行く」





この夏くらい一緒にいたい。











元太「結局俺ら今年も3人だな」




『どういうこと?』




宮近「A、覚えてない?去年元太が


来年はそれぞれ恋人作って青春出来てたらいいな


っていってたの」




『全く覚えてない』




元太「おいマジかよー笑」









元太「ま、いいけど笑。俺は十分好きな人と一緒にいられてるし笑」




『………っ』





宮近「…………。」







ほぼ告白じゃん。








え、俺いるけど。










チラッと元太目があった。






何だよその顔。




してやったりって?




腹立つな。










元太「なーんてね笑。



さ!帰ろー笑。熱い熱い笑」




『………う、うん」




宮近「……………。」







赤く染まったAの顔。




ほんとイライラが止まらない。







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(プロフ) - モモイロさん» コメントありがとうございます!凄くモチベーションに繋がりました。今後もよろしくお願いします! (1月13日 20時) (レス) id: 03a6393e6e (このIDを非表示/違反報告)
モモイロ(プロフ) - 最近の楽しみのひとつです!更新頑張ってください〜!応援してます! (1月13日 4時) (レス) @page19 id: 95282d6fb0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2024年1月8日 23時

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