検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:8,187 hit

とある男の願いごと ページ6





消毒液の香りと腕に繋がれた管


自分以外が居ない白い部屋にピッ、ピッと無機質な音が響く



病室の窓から見える公園



遊んでいる子供達や家族の声を聞くたびに自分の体が憎く思った


羨ましかった

笑い合える家族がいることが

走り回れるほどの健康な体が

不味い薬も頭が割れるほどの頭痛も吐き気もない日常を過ごせていることが

大切と思える誰かがいることが



俺もいつか誰かと笑い合いたい


大切な人と時間も過去も未来も忘れて





____神様、お願いです。



もし本当にいるのなら




俺を、救ってください

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している



←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (54 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
145人がお気に入り
設定タグ:2j3j , 愛され   
作品ジャンル:恋愛
関連タグ:CR , kzh , fsm , kid , hbr , vlt
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2023年3月4日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。