……は？何でこんなことになってんの？ (ページ47)

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よんじゅうさんページ47

ステージに出て、歌い出す。

すると、観客の黄色い歓声が飛んでくる。

その、ステージから見る景色は、ほんっとに、最高だった。

あぁ…これが、幸せって言うんだ。

それからの記憶は、あんまり無いかな。

覚えてるのは、歓声と、景色と、歌いきったってこと、くらい！

それだけ、楽しかったって事だね

『あ、るすくん、ありがとね』

l「こあ〜！楽しかった～」

『僕もだよ〜。でもまだ全員でやるのが残ってるよ？』

l「うん、走り切らないとね」

『頑張りましょー』

という話をしてた。

ス「皆さん、もうそろそろなんで準備お願いしま〜す」

はーい、と返事をして、ステージ脇の自分の位置に移動する。

はー、もう終わっちゃうのか。

何時もライブは終わるまで早いけど、今回はもっと早かったな。

みんなのおかげだ。

ま「さあ、もっと盛り上がれっ！すーぱーぬこわーるど！」

という掛け声と共にひきフェスメンバー全員が出て行く。

それと同時に、音楽が鳴り出し、みんなが歌い出す。

ああ、ほんとに、こんな凄い人たちとライブやれて、こんなにいい子たちと、ライブやれて、ほんとに、幸せっ…

「「「「ワールドドミネイション!!!」」」」

あ、言うの忘れちゃったな…

みんなと、その幸せを噛みしめるように、視線を交わす。

みんな、微笑んでくれた。

楽しまなきゃね。このライブ。

ま「これにて曲の方は終了です!じゃあ感想!そらるさん！」

そ「ん？ああ、今日は、こんなに沢山の人が…」

あ、感想考えなきゃ。うーん、言いたいことが沢山すぎて…

とりあえずお礼は絶対。この気持ちが届くなら。何でもいいのかな。

ま「ありがと！最後、こあ。！」

『えっと…今日は、来てくださって、ありがとうございます!僕は初参加で、Liveでのコラボ？も初めてだったので、その分緊張もありました。でも、こんな凄い、暖かい、仲間と、リスナーさんで、Live出来たことがほんとに嬉しかったです！ありがとうございました!』

と言い切ると、わっと、歓声がなる。

ま「こあ。は、今回が初参加ですが、はっきり言って僕も出てくれるとは思ってませんでした！こあ。は、もともとの才能だけでなく、日々の、努力として積み上がった者です。入ったのは、一番最近ですが、みんなと同じように、それ以上、信頼できます！だから、誘ったのですけどね！」

う、もう無理…我慢できないよ…