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『その……』
紺碧「あれ?ハク君の手に持っているのは……」
『雑渡さんギニョールさんです』
流川兄「雑渡さんギニョールさん???」
流川兄(燃やしても良いか!??)
『こちらもお貰いになりましたよ』
青喴「それは竹とんぼだね。ん……?このマーク……ドクササコ城のマークだよね?」
全員(青喴以外)「!!!?」
『こちらの竹とんぼと雑渡さんギニョールさんは手作りとのことですよ』
青喴「へー、上手に出来てるね、ねぇ、ハク君。この竹とんぼと雑渡さんギニョールさんは誰に貰ったの?」
『えっと……、タソガレドキ城・タソガレドキ忍軍の忍び組頭の雑渡 昆奈門さんとドクササコ城・ドクササコの凄腕忍者さん……ですよ……』
(うわあっ!!おっしゃってしまいました。お兄さん達とタソガレドキとドクササコは敵対関係で……確実に怒られますよね……)
全員「!!」
灰俐「そうだったんだね……(ストン…・キュッ…)」
『灰俐お兄さ……(トクン…)』
灰俐さんは白龍くんの目線に合わせてしゃがみ、彼を抱き寄せた。
灰俐「見た感じハクちゃんに被害加えていないみたいたけど……(キュウウ…・サスサス…)」
『///////』
(くすぐった……っ)
『えっと……/////ボク、アルバイトが迅速に終了いたしましたので近辺のカワタレドキ城に居りました』
全員「!!?」
紫鴛「ええっ!?ハク君ってカワタレドキ城と知り合いだったの!?」
『ボクのご友人の羽丹羽 石人くんと錫高野 与四郎さんはご存じですよね?』
朱寧「うん……、確か羽丹羽 石人くんはド・路傍学園の五年生だったよね?そして錫高野 与四郎くんは風魔流忍術学校六年生だったね」
『ええ、与四郎さんはともかく、ド・路傍学園があられます場所がカワタレドキ城の中でしたのですよ』
全員「!!!?」
桃嗣「ええっ!?そうだったの!?」
『更に石人くんの御父上様、羽丹羽 武人さんがカワタレドキ城にお仕えになるお侍さんでしたのです』
全員「!!!?」
桃嗣「お侍さん……」
『そちらの成り行きでカワタレドキ城城主の香波垂 時衛門様とご友人になりましたよ。与四郎さんは偵察の為にカワタレドキ城へ潜入なさっていらっしゃいましたとおっしゃっていらっしゃいました』
全員「(ポカーン…)」
『……お兄さん達……、申し訳ございません……ボク……』
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作者名:舞大 | 作成日時:2023年1月2日 17時