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NOSIDE



天「何死のうとしてんだ!!」



『なんで止めるの!?死なせてよ!!』




天「落ち着けって!」


天元は雪月の両肩を掴んだ



『もう嫌なの!!私からどんどん大切な人が消えてくの!!耐えられないの!!守ろうと誓った人を守れなくて、一緒にいるって約束した人を守れなくて!!』




『私に生きてる価値なんてないんだよ!!!』




そう雪月が言った時、天元は雪月の頬を叩いた




天「生きてる価値がないとか言うな!!」




『天元君に何が分かるの!?前世でも今世でも大切な人をなくした私の気持ちが!!』




天「!」




『強くなろうって決めた…今度こそ…守るって決めたのに…結局私は守られてばっかで…生きてる理由なんてもう…』





天元はそう聞いた時、雪月の胸ぐらを掴んで頬を再び叩いた




天「司はお前に生きて欲しくて守った!違うか!?」



『そんなの…』



天「司に守られた命を無駄にするな!!今自分が何を言ったのか分かってんのか!?」




『分かってるよ!!私が弱かったから司も父さんたちも死んだ!!』




天「守れなかった分!!」



天元は雪月を抱き締めた




『!』




天「また守ればいいじゃねぇか…」



『まもる……?』



天「守れなかった分だけ人を守ればいいじゃねぇか…それが俺たち鬼殺隊なんだよ…だから…」



天元は雪月の叩いた方の頬をそっと触った




天「生きてる価値がないとか言うな…死のうとするな……守られた命なんだから…」




天元はそう言って再び雪月を優しく抱きしめた





雪月は声を出して泣いた。そして誓った





守れなかった分、人を沢山守ると

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こんこんきつね - ほんとに最高でした!!夢主ちゃんが自分の好みにドストライク!!して、ずっとキャ─(´∩ω∩`)─♡ってなってました! (2022年7月7日 6時) (レス) @page50 id: e681425de6 (このIDを非表示/違反報告)
李猫(プロフ) - 面白かったです!完結おめでとうございます。 (2021年2月19日 10時) (レス) id: 893699292a (このIDを非表示/違反報告)
かりり - 面白かったです! (2021年1月30日 9時) (レス) id: 15952a7d01 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ニャユズコ | 作成日時:2020年8月22日 23時

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