🫧ㅤ兄妹 ページ11
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「もしかして風丸に告白されたん？！」
大きな声な浦部が思い出したように早く部屋に戻ろう！と荷物と七汐を囲い込むようにエレベーターに乗り込んでいく。
浦部が風丸と七汐の仲を期待してしまうのは、無理もない。
雷門イレブンとしても風丸と吹雪は女子からの眼差しも熱く、イナズマジャパンとなった今は更にその人気に火がついている状態だ。
「で？！」
幼馴染として知られる七汐と風丸の距離感は少し特別。
「で、って。何も無いよ」
「無いわけ無いやん！」
「さっきだって迎えに来てもらったんだろ？」
浦部と財前が期待に満ち溢れた瞳で七汐を囲む。
広い部屋のベットに追いやられた七汐はうーん、と仰向けに横になり天井を見上げた。
「それさー、雷門でもよく言われるんだけど。いっちゃんとは無いよ、そう言う感情」
「なんで何！ダーリンには及ばんけど、風丸もかなりいい男やろ？なぁ！塔子」
「円堂だろ」
2人の好みの差で小さな言い合いを始める中、七汐は無いよ無い無い！と強めに否定する。
🫧
翌朝、練習時間を見計らい3人はイナズマジャパンの元へと。
事前に聞いていた休憩時間に赴き、久遠監督へと挨拶をすると響木も居て、少しなら気分転換にもなるだろうと3人を快く通してくれた。
「あ！！まもちゃーん！いっちゃん！」
ベンチに集まっていたメンバーの元へ、一目散に駆け出した七汐。
「うお？！Aか！久しぶりだな！」
飛びつかれた円堂は慣れたように七汐の頭を撫で、久しぶりと笑い合う。
そんな2人の様子を見ていた久遠が首を傾げながら、木野へと耳打ちをした。
「あの、あの子は…？」
「七汐Aちゃん。雷門中学の1年生で円堂くん達の幼馴染なのよ」
そんな木野の隣で浦部が怪訝そうに2人を見た。
「絶対あの二人の距離感がおかしいから恋にも気付かれへん」
「……恋？」
きょとりとした木野と久遠がぱちぱちと見つめ合い、おんぶされて喜ぶ七汐を見た。
…恋？
そんな2人を見る風丸はお腹を抱えて笑う始末で、何も変わらない。雷門の日常がそこにあるだけ。
「気の抜ける奴らだな」
休憩していた不動が眉間に皺を寄せ楽しそうな3人を見ていた。
遠巻きにしていた鬼道も避難するようにベンチへ来ては、佐久間と3人で円堂達を見守る。
「兄妹のように育ったらしいからな」
「あぁ、だから」
女子という扱いをされない七汐に妙に頷いた不動と佐久間。
綱海に頭をもみくちゃにされながら嬉しそうに七汐は笑っていた。
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楸(プロフ) - るふさん» フォロリク送らせていただきました！ (8月7日 23時) (
レス) id: f754f3bbe4 (このIDを非表示/違反報告)
るふ(プロフ) - 楸さん» え！よろしいのですか…！プロフに飛んでいただければTwitterリンク貼っているのでぜひ…！ (8月7日 23時) (レス) id: 8aec098e15 (このIDを非表示/違反報告)
楸(プロフ) - るふさん» 確認してみたところまだ復活できました!!検索では反映されないと思うので、宜しければこちらからフォローへお伺いします (8月7日 11時) (レス) id: f754f3bbe4 (このIDを非表示/違反報告)
楸(プロフ) - るふさん» まだまだ書きたかったシーンはあったのですがありがとうございます！占ツク用は削除してしまいまして…特に夢小説の事は一切更新されないアカウントで宜しければお伝えすることはできます！ (8月7日 11時) (レス) id: f754f3bbe4 (このIDを非表示/違反報告)
るふ(プロフ) - 返信ありがとうございます…！久しぶりに夢小説読んで泣きました(感涙)ぜひ楸さんのTwitterフォローさせて頂きたいのですがリンクから飛べず…アカウントの方は削除されておられますかね？？差し支えなければお返事いただけると幸いです！ (8月7日 1時) (レス) id: 8aec098e15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楸 | 作成日時：2023年6月28日 0時
