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貴方と幸せな時を ページ39

春の宮がもしナルトの同期の木の葉の忍びだったら


春の宮「はっはっは!この私こそ木の葉で噂の忍び春の宮A様である!」

サスケ「おい!反則だろ!」

まだ幼さが残る顔に月夜の様な瞳が特徴的な

可愛げのある女が胸を張って豪語する

ところどころ継ぎ接ぎだらけの

安物パーカーはだぼだぼでワンピースみたいだった

白く美しい髪は空に靡き雲の様に空を漂う

瞳も大きいし足も長く鼻も高いという

ハイスペックな容姿だが

肌に打撲の痕があったり髪がところどころ焼けたり

痛々しい怪我が台無しにしていた

日頃からの怪我が仇になったのか

痛みへの耐久性が高く、つい先程の

サスケとの組手でぼこぼこにされたものの

持前の耐久性と幸運で逆転勝ちを決めた

ある意味強い女の子だ

といっても勝ったのは彼女の体質が主。

不運でサスケと当たったものの

幸運にも何故か攻撃力のあるパンチを決めた

まさに彼女らしい勝ち方だった

サスケ「あんなに攻撃力ねぇだろ!何をしたんだ」

春の宮「えへへ!なんたって私はついてるからね」

彼女の口癖

どんな不運にあってもどんな幸運にあっても

必ず笑って"なんたって私はついてるからね"と

いってみせる

熱湯を被ったってリンチされたって笑ってそういう

ある意味痛々しい口癖だ

サスケ「もう一回だ」

イルカ「もうやめだ!」

結果が腑に落ちないサスケは

勢いよく地面を蹴りAに取り掛かった

が、教育熱心の先生に止められた

当の本人はというと怯えず、

ただ漠然と目の前を見据えていた

春の宮「やめなよね 迂闊に飛び掛かると…………」

桜色の唇から可愛らしい声が漏れ出す

鳥のさえずりのように癒される声で

痛々しい容姿には似合わなかった

春の宮「怪我するよ」

止められたサスケの前で

薄っすら口角をあげ立ち止まったA

サスケにはどう見えたんだろうか

雲に覆われた様な瞳色に口角は上がってるのに

無表情に見える顔

分かりやすいようで分からないAの

影に触れてしまった様なそんな悪寒を覚えた

無論、女子からは容赦ない批判を浴びたが

そんな様子を諸共せずすたすたと歩んでいく

ある意味鋼のメンタルの持ち主だ

ナルト「凄かったってばよ!」

特異体質の為何かと距離を置かれるAは

必然的におんなじ境遇に置かれている

うずまきナルトと仲良くなる訳で。

類は友を呼ぶって奴だ

批判の中、そんな励ましの言葉は

浮いて聞こえてすぐに駆けつける事が出来た

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作者名:ゆきぽん | 作成日時:2018年3月26日 22時

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