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春の宮家を襲う危機 ページ24

春の宮「ごほっごほっ」

朝食を運んでいる時だったかな

やけに喉がイガイガして誰かに

刺されているようなそんな感覚で

咳き込んでしまった

ばい菌が朝食の中に入ってしまったかもしれない

心配をよそに机まで移動する

サスケ「大丈夫か?」

テーブルを囲んで今か今かと楽しみに

待っていた可愛い我が子達に心配された

心配されるのは嬉しいけれど

一応母親として頼りないのではないか

なんてくだらない事を考え始める

春の宮「大丈夫だよ!ありがとう」

サスケ「いや別に………」

決して豪華とは言えない朝食だけれど

栄養は偏ってないはず

今日一日元気に頑張って欲しいから

白ご飯はたんまりと盛り付ける

もちろんご飯のお供は忘れない

卵にシャケ、明太子に振りかけ、そしてノリ

などなど沢山用意してある

ナルト「ねーちゃん!早く食べようぜ!」

春の宮「はいはい」

いつもの場所に腰掛ける

実は最近、サスケ君が来た事によって

新しい椅子にして座り心地が良くなった

結構奮発したからその分お財布も

キツイのだけれどまぁいつもの幸運で

なんとかなるだろう

春の宮「いただきます」

使い慣れた赤い箸を手に取り

ほかほかのご飯に手をつける

口の中に溢れる暖かみに思わず顔が緩んでしまった

前を向けば我が子達も美味しそうに

食べていてくれたのでなんだかこしょばいような

感じだった

春の宮「………あれ?」

おいしい?って聞こうとした時だった

口の中に何も入ってない筈なのに

言葉がイガイガに引っかかってでない

愛おしい我が子もグラグラとゆれ

世界がまるで壊れかけているようだった

ただ座っているだけなのに

バランスが取れず椅子から落ちる

食器が崩れ落ちて汁物が飛び散る

とにかく熱かった

これは汁物の熱?それとも風邪?

後者だったらやばい

晩御飯も買わないといけないし

洗濯もしないと、それにお風呂掃除も

あー………

まだまだやる事が…………あ………る

サスケ「春の宮!!」

ナルト「ねーちゃん!!しっかりしろ!」

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作者名:ゆきぽん | 作成日時:2018年3月26日 22時

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