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イチャイチャパラダイス ページ22

春の宮「カカシさぁぁぁん!!!」

カカシ「いやぁ許てくださいよ」

春の宮「ゆるしませぇぇぇん!!」

春の宮「こんなふしだらな小説を我が子たちの前で読むんじゃなぁぁぁい!!」


数分前

ナルト「先生空から女の子が!」

カカシ「あぁ多分春の宮ちゃんでしょ」

ナルト「なるほど!」

雲ひとつない晴天に陰りがひとつ

ぽつんと寂しげに浮かんでいる

ごま粒みたいな大きさからだんだんと

手の平サイズに成り代わっていく

てか

ナルト「呑気に話している場合じゃねえ!」

サスケ「よしっナルト、クッションになれ」←

サクラ「そうよ!」

ナルト「俺の扱い酷くない!?」

カカシ「心配するな大丈夫だ」

そう気怠けな声がしたと思ったら

まるで満開の桜のような美しい声が聞こえた

大好きな声だ

春の宮「うえっ気持ち悪!?ごめん無理!」←

カカシ「えっちょっとまって」

オロロロロ

思わず貰ってしまいそうな程

気持ちの悪い声をあげ見るに耐えないものを

口から逆流させるねーちゃん

可愛い顔が台無しだ

ついでにカカシ先生の顔もみものだ←







春の宮「申し訳ございません」

カカシ「もういいって」

春の宮「申し訳ございません」

カカシ「うーんじゃあさこうしよう」

ねーちゃんが戻してから色々大変だったんだけど

今はなんとか大丈夫だ

ねーちゃんはというといつもの通り

不運に巻き込まれたらしい

でも大好きな我が子達と可愛いサクラちゃんに会えたから

全部チャラなんて言っていた

だからといってカカシ先生に対してしてしまった事は

チャラには出来ないので必死に謝っているというわけ

春の宮「私の処女は売りませんから」

サスケ「処女なのか…」←

カカシ「分かってるよ 替わりにこれ音読して」

そう言ってねーちゃんが渡されていたのは

イチャイチャパラダイスだった

初めてみる題名と怪しげな表紙に

警戒心丸出しだったが

しぶしぶ受け取ったねーちゃん

それからパラパラとめくり

適当なページで手を止め音読し始めた

春の宮「彼の手がはち切れんばかりの果実に触れる
………って果物が食べたいならさっさと食べればいいのに」

そうじゃないってばよ!ねーちゃん!

春の宮「あぁ食レポ?成る程」

それも違う!

春の宮「えーと続き読むね
痺れるような刺激に耐えきれず甘い声が漏れた
『あぁん………だめだってぇ』
…………ってこれ官能小説じゃないですかぁ!?」

文字数で次行きます

イチャイチャパラダイス→←この幸せがいつまでも



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作者名:ゆきぽん | 作成日時:2018年3月26日 22時

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