魔の二歳児 ページ11
赤ちゃんっていうのは最初は
首が座ったり、伝い歩きしたりと
そういうところから始まる
不完全な状態から生まれる為
最初は大人の力無しでは生きていけない
普通は親に育ててもらう為対して問題はないが
親がいない赤ちゃんは死を待つしかないのだろう
でもそれは余りにも酷すぎる
だからそんな子の場合は施設などが
引き取ってくれるのだが
このうずまきナルトの場合はそうではなかった
何処も誰も引き取ってくれない
引き取るどころか殺されかけた
このままではどうしようもない
そんな時だった
幸運か不運か分からないが
国境付近で突然金が採れ始め
なんと復興の為のお金の心配がいらなくなったと
同時に春の宮と名乗る女が現れた
歳は12
ナルトの預け親に困っていた時の事だった
半ば強制的だったが何かの縁だと思い
ナルトを育てるように命じた
たった12歳の彼女に赤ん坊を育てるなんて
苦難の技だ
しかし春の宮の驚くべき適応力によって
無事に二歳になった
しかし彼女の本当の苦労はこれからだったのだ
二歳になると自我が芽生え始める
大人になる第一歩だ
しかし我慢する能力が発達しない
その為"イヤイヤ期"というものが訪れる
これが子育てで一番大変だと言われている
通称"魔の二歳児"
ご飯を食べるのも嫌
着替えるのも嫌
泣き叫んで暴れまくってそれはもう大変だ
これにはいかに頑張っていたといえ
まだ13の春の宮も堪え兼ねて
俺に預けて倒れてしまった
春の宮「カカシさん！助けてくだ…さい」
カカシ「そんな事を言われても…………」
カカシ受難の日々ーーーーーーーーーー！！
そして
ーーーーーーーーーー続かない！！
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作者名：ゆきぽん
| 作成日時：2018年3月26日 22時
