本気で孕ましてやる。続！【鬼滅の刃】

続き ページ44

結局、飲んだ数は

炭治郎が5本。奥さん(未来)が3本である

勢いに任せて一気に飲んだ

飲んで30分経過しないと部屋から出られない

炭治郎は想像以上に強い薬の作用に

思わず視界がくるくるして

彼女の真っ赤に色づいた首筋がやけに目について見えた

呼吸がとても荒い。

甘すぎる香りにむせ返りそうになった

何せ、自分の頭の中は欲望に支配されつつある

そんな狼の前で晒された一つのご馳走は

こちらもこちらで大変そうであった

彼女のその瞳から静かに涙が溢れる

耐えられない程の色気である

いつもの茶目っ気は消え失せ

まさに男の性を煽るかのような顔つき。

彼女も欲に支配されている

そんな瞳を見て、炭治郎は思わず押し倒しそうになった

それが恋心と気づかない炭治郎は

また更に彼女に冷たく当たるのである

竈門「なんだその目は」

『は…はぁ…』

竈門「やっぱり企んでたんだろ」

『違う…』

炭治郎だってその頰に汗を浮かばせて

肩で呼吸をしている

彼女ももう限界で

ふわふわと浮くような感覚に

腰が溶けてしまったかのような錯覚。

炭治郎の声が冷たいのにもかかわらず

ほのかに熱を持っているのを痛感して

更にきゅっと胸がなる

そんな彼女を見てときめかない男はいない

が、炭治郎。それを怒りと解釈して

罵詈雑言を投げつけた

そうでもしないとうっかり、食べてしまいそうである

竈門「最悪だな」

『……そ、…そう』

竈門「今日のことで痛感したよ。俺はお前が嫌いだ」

また、心にもないことを言うのだから。

それだから益々ややこしく拗れるのである

頭の中を除けばわかる

なによりも甘美で恐ろしい囁きが聞こえているのに

食べてしまえ、押し倒してしまえ、孕ませてしまえ

そんなことばかりを考えさせられる女が嫌いだなんて

嘘もいいところである

『…きらわれてるって知ってましたよ』

竈門「…」

『だから、頑張ったんじゃないですか！なんで冷たくするんですか！？』

竈門「なんでって…」

『本当は…』

炭治郎の瞳が狼に変わっていたことを

彼女は何処かで気づいていた

この人は、私を抱きたいと思っている

そう強く感じれば感じるほど

炭治郎の不器用さに気づいてまた、きゅんとしてしまう

『抱きたいんじゃないんですか！？私のこと』

押し倒された。もう、目の前が彼女で一杯だ

だめだ、我慢が出来ない

『私は…いいですよ』

竈門「っ！！」

狼が牙を剥く。


みたいな話！実際はこんなことなかったよ！

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