本気ではら .ましてやる。【鬼滅の刃】

宇髄天元の本気 ※激甘注意 ページ9

『旦那さん…！』

宇髄「なんだ？」

『こ、…腰を、揺らさないで…！！』

宇髄「なんでだ？………いやらしいことでも考えてるわけじゃないよナァ？」

『いえ、まさか！』

月光が優しくというよりは怪しく照らす

ゆらゆらと誘うように揺れる灯篭の光

ちらちらと覗くすらりとしたうなじ

そこには噛み跡が鮮明に残っており

所有されていることを示していた

色素の薄い、夢見がちな髪は柔らかく

その下から覗く瞳には菜の花が咲き乱れている

そんな可愛らしい奥さんの名前を宇髄Aという

宇髄の嫁の中でも一番弱く

そして一番の寵愛を受けている音柱自慢の嫁

宇髄「どこまで読んだんだ？」

『えーと…』

そんな羊のような幼さを持つ彼女を

狼の瞳を持って狙いを定める天元

彼女、読書が好きでよく本を読んでいる

今日もいつもの通りに本を読んでいると

突然現れた旦那さんの膝に乗っけられて…

天元の荒い呼吸を背中で感じながら

全く集中できない読書をしていた

腰に何故か添えられた旦那さんの手は溶けそうなほど暑く

腰を持ち上げたり、落としたり、優しく揺らす手つきは

どうしても最中を思い出させる

天元はもちろん確信犯だが

彼女は嘘を知らない子なので

自分の勘違いだと思い恥じていた

宇髄「…全然読んでねぇな？」

『あの…』

宇髄「どうしてなんだろうな」

自分が想像することを見透かされているようで

顔だけじゃなく首も、耳も真っ赤にさせた奥さん

全部計画通りだということも知らず

その美味しそうなうなじを晒す奥さんは末恐ろしい

目の前に現れた真っ赤なご馳走に

ここぞとばかりに優しく噛み付いた

『っ！？ひ…』

宇髄「今の声は…」

『ごめん…なさいぃぃ…』

素直に反応する奥さんに

さらに気をよくする天元。

想像以上に可愛い声は熱がこもっていて

とろとろと溢れそうなほどであった

彼女も乗り気だということを天元は悟る

宇髄「俺の嫁は一体何を考えているんだろうなぁ？」

『………』

ゆっくりと布団に押し倒すと

彼女の瞳が○み始めてゆらゆら揺れる

蒸発しそうな顔を必死に隠す姿が堪らない

『…はしたなくてごめんなさい』

ぎゅっと瞑った目から涙がこぼれた

恥ずかしいさで汗が滴る奥さんは

どうぞと言わんばかりの無防備さである

宇髄「…ご希望にそえるよう全力を尽くすぜ。…本気で孕ましてやる」

耳元で囁けば彼女はもうされるがまま

彼ら夫婦の夜はとびきり甘いものとなる

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