本気ではら .ましてやる。【鬼滅の刃】

オマケ ページ36

我妻「それで俺は結ばれたんだ！」

竈門「よかったな」

我妻「炭治郎も書くといいよ！手紙」

竈門「たしかに、それはいいかもな」

さて、恋人にでも書こうかとおもったが

不思議なことに頭に浮かんだのは

あのワガママ娘であった

町一番のワガママで有名だった彼女

謝罪をすることなく育ったと言っていたが

以前、泥だらけになりながら謝っていたことを思い出す

必死に泥だらけになりながら腰を低くする彼女

その手は所々、赤くなっていた

炭治郎はどうしてもその手を忘れられない

母親がよくその手をしていたから。

毎朝、冷たいのに家事を頑張っていたから。

だから、もしかして彼女も…なんて思ってしまう

竈門「俺は一体何をしてるんだ。書くわけないだろう、書くわけ…」

一枚ぐらい書いてもいいか。

そう言って筆をとった



拝啓

最近、あなたが変わったという噂を耳にします

正直とても意外でしたがどうやら本当のようですね

きっといい家庭を築けますよ

竈門「って、俺は何を言っているんだ」

きっといい旦那さんを見つけられますよ

竈門「よし、これにしよう…………いややめよう。なんかいやだ。うん、凄く嫌だ」

我妻「炭治郎もさ、大概だよね」

竈門「何が」

少し感動しました

手も所々あかぎれをしていて、朝早くに家事をやっていることが見てわかりました

とてもいいことだとおもいますが気をつけてください

あかぎれには…(前略)

我妻「炭治郎、それ今何枚目？」

竈門「あ…ええと五枚目？」

我妻「………一枚にするんじゃなかったの？」

竈門「いや、まぁ、そうだけど。そうだな？なんかおかしい」

我妻「もしかして炭治郎…」

竈門「調子が狂うから先に恋人宛に手紙を書くよ」

我妻「………」





竈門「よし、こんなもんかな」

我妻「終わった？炭治郎の手紙長そうだな」

竈門「結構まとめられたぞ！」

我妻「へぇ…何枚？」

竈門「いち、にぃ、さん…三枚かな」

我妻「三枚！？あのワガママっ子には五枚書いても足りなかったのに！？」

竈門「心配したら止まらなくなったんだよ」

我妻「炭治郎、それ…もしかしなくても、もしかしたらだけど………もしかして、その子のこと…」

竈門「きっと書いたら止まらなくなるから、あの子に書くのはやめよう！」

我妻「炭治郎、実は…」

その子の方が好きなんじゃないの

と、言おうとしたが

その時には炭治郎は部屋から出て行っていた

竈門夫婦が人気ですね！→←続き

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