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貴方のものだからこそ ページ9

今日は遠い国から彼女が来る

この前はプレゼントを貰った

絶対忘れる事はないプレゼント

後日、これでもかという程自慢して回ったのを

印象に残っている

もちろんシカダイには面倒くさそうな顔を、

されてしまったが。

まぁだからといっては何だが

代わりに彼女が好きそうな和菓子を買った

この後世代こんな古くさい…というか

古風なお菓子を進んでかうものは少ないが

優しい色合いや可愛らしい形がどうしても

彼女に似合って見えた

可愛らしい子包みもまた気に入ってくれれば

いいなぁなんて思ったりして。

「おーい!ぼーや」

そんな事を考えていたら透き通る鈴蘭のような声が

夏を控えた太陽にあっていて

美しい情景をかきだす

太陽で温められた体温もより一層高くなり

鼓動だって早くなる

小包みを握る力が強くなりくしゃりと

紙の音がなった

ボルト「月の宮のねーちゃん!
こっこれ!」

もう散ってしまった桜の匂いがすると

思ったら目の前には、大きな瞳があった

いつ見ても美しく空高い太陽の光を

綺麗に乱反射するその瞳に惹きつけられてしまう

「まぁ!ありがとう」

少し冷たい体温が手に伝わったと思ったら

彼女の手だった

感じたのは一瞬でもう少しだけなんて

思ってしまう自分がいるのも事実

ボルト「それは良かったってばさ」

ナルト「ボルト?どうしたんだ?」

ボルト「うわぁぁぁ?!クソ親父どうして?!」

「案内されていたの」

しまった…なんて思ったときにはもう遅い

一番バレたくない奴にバレてしまった

なんなんだ

この世界はどうしてこんなにタイミングが良いんだ

ボルト「最悪だ!!!」

俺が父さんの事嫌いだというのは彼女も知っている

少し困ったように眉を下げたあたり

困らせてしまったようだ

「じゃあ行きましょう!」

場の空気に耐えられない彼女は

親父の手を引いて去っていった

少し寂しいと思ってしまったのは

ここだけの話

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ナルト「あのー和菓子嫌いじゃないのか?」

「そうだけど…不思議とこの和菓子は美味しいです」

ナルト「じゃあおんなじものを買っていくか!」

「はい!ありがとうございます」


ーーーーーーーーーー買った

「あれ?美味しくない…」

ナルト「…?」

嫌よ嫌よも好きのうち→←最強の技



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作者名:ゆきぽん | 作成日時:2018年3月22日 20時

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