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貴方のプレゼントは何よりも ページ4
好きなんてどういう感情なんだろう
もう十数年生きてきて気にならない訳がない
まあ俗にいう恋に恋するお年頃というやつだ
鏡に映った自分の顔を見ていたら
後ろでドアが開いて綺麗な黒髪の持ち主が現れた
その人物は世界的に有名な国家の
美しい王女様で、一族代々受け継がれる
その美貌で国の最高地位までのし上がった
女狐と呼ばれる女
そして何を隠そう私の母親だ
母親「今日は木の葉の里よ」
何故か母親は定期的に国を訪問する
我が国は戦争を好まなくて周りとの
平和を願っている
その為かよく周りの国に媚びを売っているんだ
まあ確かに美人の力は本当に凄くて
私の母親は絶大な信頼を得てる
まあそんな母親に似てよかったんだけどね
「分かりました」
木の葉の里と言って思いつくのはなんだろなと
考えれば真っ先に思い出すのは
一楽のラーメン
次にナルトさん
さいごにあのぼーやだ
うずまきボルト、私の五歳下の子
まるで弟のようで可愛くて仕方ない
だから嫌がられてもぼーやと呼びたい
「ちょっと出掛けます」
ぼーやの事を思い出したら
お土産というかプレゼントの１つくらい
あげたくなってしまった
深くぼうしをかぶって足を動かす
ふわっと髪を嬲る風は
ほのかに桜の香りがして
自然と気持ちが朗らかになる
何が喜ぶかな、どんなのが好きかな
男の子だもんな、ゲームとかかなあ
「喜んでくれるかなぁ」
片手にバックを持って靴を履く
軽快なステップを踏んで外へ出た
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作者名：ゆきぽん
| 作成日時：2018年3月22日 20時
