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もしも両想いになれたら ページ23
「なっ何のこと！？」
恥ずかしさのあまり上がっていく体温と
驚いて掠れた声
どうしようもなく困ってしまって
自然と泳ぐ視線から
嘘だという事はバレバレだろう
五歳も年上の女に
誘惑されてもちっとも嬉しく無いどころか
心の距離も開いてしまうだろう
完璧に終わった。
さよなら私の恋心
ボルト「本当なんだ。」
「あの、えーと」
自身にかかる太陽が遮られ
大きな影と日向の匂いで包み込まれる
鮮明に聞こえる息遣いや
人肌に段々と緊張していった
ボルト「それじゃその言葉に甘えさせて頂こうかな」
「…………へぇ！？」
後日
初めて感じた腰の痛みに顔を歪ませながら
絶対にもう言わないと
心に誓ったのは言うまでもない
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作者名：ゆきぽん
| 作成日時：2018年3月22日 20時
