【BTS】本気で孕ましてやる【JK】 (ページ11)

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第八話ページ11

ジョングクは後にこれほどの女はいなかったと語ることになる

経験豊富ではある自分も少し気を緩めば持っていかれそうな

強い心をもっていないとめちゃくちゃに突き上げそうな

泣いても血を流しても止まらない律動が安易に想像できた

だから必死に優しく、ゆっくりと押し進める

その結果どうなったのか、

声を枯らしてたくさん泣いた彼女をみれば想像に難くないことである。

翌朝、目を覚ますと彼女はいなかった

ジョングクが寝ている間に帰ってしまったようである

極上の獲物は思った以上に最高であった

しかし、獲物は獲物、それ以上でもないはずなのに

彼女の体温がベットになかっただけで

無性に寂しさを感じ、またそんな自分に苛立ちを覚える

JK「次、いつするの」

『か、かんべん！願いますゥ！』

JK「あ？」

『ひぃえっ！！！！』

彼女も彼女でたいへんなのだ

自分の嫌いな苦行の中に

どうしようもない快楽を見出してしまって

あの塗り替えられていくような、誰でもいいから縋ってしまいたくなるような

あんな感情に体を支配されて

もっと嫌いになっていた

苦行でもあり、できれば避けたい行為だった

『…………っ、はぁ』

しかし彼女にも仕事がある

避けたくても回避できないイベントが発生する

ジョングクは仕事柄、よく宅配を利用するので

顔を合わせる機会は数日と経たずにやってきた

『お届け物です…』

なんとか他人のふりとか、興味を無くした素振りを見せないだろうか

一縷の望みにかけて彼女はインターホンを鳴らす

扉はすぐに開いたがジョングクの対応はあっけないものだった

JK「はい、ありがと」

彼女はその様子に拍子抜けした

いつもと変わらない、まるで何もなかったですよと言ったような態度

途端に彼女の緊張は解けて、もしかしたら夢だったのかもと思い始める

JK「ちなみに今日の夜は空いてるでしょ」

『あ、あいっ、あいてません！』

JK「は？」

『あいてましたっ！すみません！』

いつものようにしっかり怖い。

そんなジョングクを目の前にして

いつものごとく泣き出して逃げ出しそうになる彼女だった

しかしまたジョングクは

食事でもするかのような、あんな激しい行為を微塵も感じさせないような

口調と態度だった

やっぱりこの人も嫌いなのでは？

と思うほどの対応である

JK「これ」

ジョングクは気だるそうに荷物を取り上げて笑う

JK「試したいからさ」

なんですか、それ…彼女は慄くことしかできなかった